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◆刃物という認識の違い◆

よく、夢を見るんです。
誰かや大切な人や自分が殺されたり殺したりする夢だったりとか、家に突然不審者が入り込んできて殺される夢や殺されそうになる夢をみます。

ニュースでも刃物で人が刺される話はよく聞かされますよね。

私は包丁というものを料理で使う道具と思わずに、まずは「人を刺すための道具」という認識を持ってしまうんですよね。

そういえば、こういうことがありました。

少し前に堀川桜さんが、ネットで包丁を調べていたことがあったんですね。

それで、私その時に

「武器を探してるの?」
と、言ったことがあるんですね。

そしたら堀川桜さんが

「違う違う。2階のキッチンの包丁がもう切りにくくなってきているから、新しいのを調達できないか考えてただけだよ」

と仰いました。

私は、あぁ、そうだったんだ、と思ったんです。

そうですよね。
包丁って料理にも使えますよね。

だから私その時に
「あー、そっかなるほど。そうだよね。包丁って料理にも使うことがよくあるよね」
と言ったんです。

そしたら堀川桜さんが
「玻璃。包丁っていうのは、基本的に料理にしか使わないものなんだよ。人に使っちゃだめだよ」
と言ってました。

でも、その言葉は私には実感は全く湧きませんでした。
あくまで包丁やナイフという刃物は人を刺すための道具だという認識があります。

その後、堀川桜さんが私にスマホの画面見せてきたんです。

「いい感じの包丁見つかったんだけど、これどうかな?先も丸いし使いやすそうで安全な気がする」

といって1つの包丁の画像を見せてきました。

それで、その時私は
「先が尖ってないと殺傷力がないから万が一不審者が家に入ってきた時に相手を刺すことができないし武器にならない」
と言いました。

そしたら堀川桜さんは
「ちょ、不審者が家に入ってきたらそれ絶対ヤバい奴だから戦っちゃだめだよ!その時はすぐ逃げて110番することをまず考えて!」
と慌てて言ってました。

殺られる前にこちらが相手を動けなくしなくてはならないということと、その時こちらが背中を見せたらそれは死と同じだという気持ちのが強いので、110番かけて警察に連絡するという思考がその時全くなくて、実感がありませんでした。

堀川桜さんからそう言われた時に、そういう考えもあるんだという気持ちになったのと同時に、刃物の認識が堀川桜さんと全く違うことに、酷く驚きを感じました。


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