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20.自己紹介5・・・自分を救ってくれたもの

こんにちは。
来週から名前を変えようと思っている不景気打破コンサルティングです。
今回は自分を救ってくれたものについてお話します。

自分自身が完全なる挫折、自信喪失をしているさなか。
あいつがやってきます。リーマンショックです。

転職アドバイザーとしてリクルート(リクルートエージェント)に入りましたが、入社当社はいざなぎ景気の終盤で、とても会社が活況でした。
当然周りはブイブイ成績を言わせている営業であふれており、
できないやつには「こんな状況で成績がでないってなに?」
とある意味変な動物でも見るような目で見られていました。

こんな中で、入社半年後、リーマンショックがきました。
周りのメンバーも当然成績が出なくなってくるのですが、
私も成績が上がるはずもありません。
入社からずっと目標未達が続きました。

周りのメンバーも必死になって目標を追っている中、
もはや気にかけてくれる人など上司を除いて誰もいません。

かなり後になって仲のいい先輩から聞くに、
私はリストラ対象のようでした。
この後記載しますが、なんとか踏みとどまります。


いくつか、自分の身を守ってくれるものがありました。
一つ目が、1社目の休職の経験です。
正直に言うと、2社目のこの時期のほうが、
圧倒的にストレス値は高かったと思います。
倒れる一歩手前まで行ったのも事実です。
でも、踏みとどまることができました。
自分と対話する能力と、他のコミュニティを持っていることです。
本当に救ってくれました。

二つ目。忘年会の一発芸です。
まさか大学時代の宴会部長だった経験が、
自分のキャリアを救ってくれるとは思いませんでした。
仕事なんぞ全く出来なかったので、仕事に関してはだれも信頼してくれていなかったと思いますが、ある忘年会の催し物でやった当時ハヤったギャグを完コピして披露したところ大喝采。
終わった後は周りに人だかりができて
「仕事できねえけどいいもん持ってんじゃねえか!」
「なんでもっと早くそのキャラださないんだ!」#いつ出すんだ?仕事で

ひさしぶりに自分がいる価値を認識できた日でした。

これを機に、いろんな人が自分を気にかけてくれるようになります。
「人の前で芸ができる」という実績ができたからなのでしょう。

ここで、もう一つ救ってくれた一番大きなものがあります。
三つ目。「周囲の同僚や先輩」です。
人とコミュニケーションをとるために非常に大事なこととして、
「このタイミングで正論を述べたところで百害あって一利なしだ」とか
「確実なものを3日で出すより、3分で50点のものを持っていくほうがお客さんは喜ぶよ」など、
研究開発では考えもしなかったコミュニケーションのスピードの間や、正しいことをいうことに対するデメリットなど、とても貴重なことを教えてもらいました。

当時の上司からは私の状況に対して、こう揶揄しました。

「お前は歩行器をつけられている」

今考えるとモラハラ一歩手前かもしれませんが、現状をよく表している言葉だなあと
今でも思います。
当時の上司にも大変お世話になりました。

歩行器をつけてもらいながら、徐々に徐々に実績が出始めます。

本日はこの辺にしておきます。
次回は、実績が上がった後に見えた世界についてお話ししたいと思います。


読んでいただきありがとうございました。

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