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【読書記録】「本を読む人だけが手にするもの」藤原和博

自分は文章を書くのが、あまり好きな方ではない。
「こうしてnoteを書いて発信しているのに何を言っているんだ」と突っ込まれてしまいそうだが、如何せん事実なもので、今こうして書いている自分の文章にもとても自信が無い。

お恥ずかしながら僕は24歳くらいまで、全くといっていいほど本を読んだことがなかった。(漫画や小学生時代の読書の時間、学校や仕事で取り扱った文献・参考書などは除く)
学生時代には色んな大人たちから「今のうちに本をいっぱい読みなさい」と言われていたものの、忙しさを言い訳にして読書という読書を避けてきた。
しかし就職して今まで「読み手」だった自分が初めて「書き手」に回ったときに文章力の無さをこれでもかというほど痛感し、スマホに電子書籍のKindleをインストールしサボりにサボりまくっていた時間を取り戻すかのように読書を開始した。
本を読むようになったのはそうしたきっかけがある。

本を読むことが習慣になって思ったのは「もう少し早く(僕の場合はあと10年早く)読書しておけばよかった」ということ。
しかし10年前は「読書しなさい」と言われても読書によって自分がどう成長するのかが分からず、おまけに活字を見ると眠くなってしまうという習性もあったため興味が沸かなかった(恥ずかしい)

そんな10年以上前の僕のような状態の人や、そうした子を持つ親世代におすすめしたいのが、こちらの「本を読む人だけが手にするもの」である。


本書では「稼ぐ力」について強く言及しており、稼げる人材になるには自分の時給を上げることが大切だという。
アルバイトの時給はだいたい800〜1000円、正社員は2000〜5000円、その道を極めた人材なら時給1万を越えるなど、その違いは千差万別。
そして稼ぐ人というのは、必ず本を読んで知識をインプットし続けているという共通点がある。

「稼ぐ力」を圧倒的に育ててくれるのが、読書だという。
新たな知識や情報を常にインプットし続けることで世の中から求められる人材になり、時間あたりの給料(時給)が増す。
読書をすることで自分の人生が広がり続けていく。


また、読書をしている人は、読書をしていない人と比べて論理的な思考を行うことに長けているという。
読書をして知識のインプットを積み重ねていくことで、自分の意見が出てくるのだそう。
より柔軟に、頭を良くするためは、読書は欠かせない。


本を読むことが習慣になっていない人、これから習慣にしようとしている人への最初におすすめする一冊。
ちなみに僕は年間50冊ほど読むようになり、今年は年間100冊を目指そうと思っている。

一年で100冊ということは、約三~四日に1冊のペース。
こうして文字にしてみると恐ろしいペースである。達成なるか、乞ご期待。(絶対無理なので今年も50冊になりそうです)
あまりに本読んでなさそうだと思ったらツイッターで「読書しろ」とリプください。

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