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業績不振の時に取り組みたい事【飲食店経営】

noteでもよく書かせて頂いていますが、新型コロナの影響で非常に多くの飲食店が業績ダウンに陥っていると思います。

その中でも約1ヶ月経ち、様々な取り組みも進んだのでそれを共有します。

売上アップは来店頻度アップから!

売上の方程式って色々ありますが、便利なのは下記です。

売上=有効顧客数×年間平均来店回数×単価

有効顧客数を増やすには、「新規顧客を増やす」か「既存顧客の離脱を減らす」事に尽きます。

そして年間平均来店回数を増やすには、「既存顧客の離脱を減らし」つつ「再来店の動機付け」が大切になってきます。

上記の中で、今取り組むべきは何でしょうか?

外部環境がマイナスの時には、新規顧客を増やすのは中々ハードルが高いです。その為、常連様の離脱防止と、来店頻度を高める取り組みが一定数成果が上がってきます。

各社販促自粛は概ね解禁していますが、自粛疲れ層も一定数ある為、定期的な情報発信が今まで以上に成果に繋がっています。

定期的な情報発信ツールはありますか?

とはいえ!最近強く感じているのが、調子が良い時こそ自社で情報発信できるメディアを作っておくべきだな・・と。

メルマガ・インスタ・ツイッター・フェイスブック・ライン・・・

自社のユーザーに最もマッチしたツールを使うのがベストではありますが、ここの基盤が強い企業は今も集客効果を発揮できています。

例えば海鮮業態であれば、仕入価格が下がっていることもあり、「この魚種がこんな金額で!」という訴求がわかりやすい集客フックになっています。

しかし同じ武器を持っていたとしても、情報発信できるツールを持っている企業とそうでない企業で大きな差が・・改めて、今からでも大丈夫なので、自社で情報発信できるメディア作りは進めて欲しいなと思います。

テイクアウトとデリバリーは魔法の道具?

当たり前ですが、テイクアウトとデリバリーは確かに市場が伸びているとは言え、既に先行した専門店があったり、自社流通がない場合はプラットフォームに乗るしかなく、大きな手数料が発生します。

何故か片手間で行うテイクアウトとデリバリーに異常に期待をもたれているところもあるのですが、片手間でそんなに売れるものでもありません。

やるならば、「とりあえず今の店のメニューを〜」というフワッとスタートではなく、しっかり「誰のどんなご利用シーンでのお困りごとを自分たちの商品で解決していくのか?」この全体設計を大切に進めて欲しいところです。

まとめ

イートインの活性化には、既存のお客様の来店頻度アップ。店舗外売上を狙うならば、片手間ではなく全体設計。そして今後の事業ポートフォリオを改めて考え直す。

この辺り、しっかりと進めていきたいですね!

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