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レンズにカメラを付け替える | Nikon Ai AF VR Zoom-Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6D ED
主な仕様は下記のリンクからどうぞ。
Nikon Ai AF VR Zoom-Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6D ED
(www.nikon-image.com)
焦点距離でF値が変わるズームレンズは私好みではありませんが、コンパクトで取り回しが良く、写真用のレンズにいいかもと中古品の購入に踏み切りました。
Nikon の大三元のDレンズと同じフィルター径 77mm。
しかし、私に 400mmという焦点距離が必要なのか?
どう向き合っていこうか?
手に入れてから模索しております。
その第一歩として、どこまで大きく映せるのか、体感してみようかと変な実験をしてみました。
というか、ただの趣味の共有とみて、生温かい目でご覧ください。
400mmってどんな映り?
そもそも 400mmという焦点距離は、超望遠といわれる長さです。
スポーツや野鳥・飛行機なんかの撮影でよく見かける長いレンズ=超望遠レンズ
私は未だ「写真」ではなく「カメラ」が趣味なところがあり、頭を空にして、お写ん歩しています。
ある日、マイクロフォーサーズで 35mm換算 400mm相当の焦点距離をスナップで試してみたところ、めっちゃ寄れる!変な癖つきそう!となりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1681047468103-DAgbTyS1aP.jpg?width=1200)
200mm, 1/250, F2.8, ISO200
![](https://assets.st-note.com/img/1681050699160-CQOm1jfj1r.jpg?width=1200)
200mm, 1/250, F2.8, ISO320
人をいれて撮りたいと思ったとき、距離を取れるのは楽なのですが、
焦点距離が長いレンズはやはり重いですね。
しかし、フルサイズセンサーでも400mmで撮ってみたい!
そこで選んだのが今回のレンズです。
カメラの設定値と焦点距離
Nikon Ai AF VR Zoom-Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6D ED にそれぞれ、
「Nikon D750」
「Panasonic LUMIX DC-GH6」
「PENTAX Q10」
を付けまして、
各焦点距離(80mm, 105mm, 135mm, 200mm, 300mm, 400mm)
を三脚に据えて撮影しました。
JPEG撮って出しとなります。
主な設定値は以下の通り。
シャッタースピード : 1/1000
F値 : 8.0
ISO感度 : 100 (GH6 と Q10 は 露出補正±0 でISOオート)
ホワイトバランス : オート
メーカーが違うため色味も違ってきますが、一番の違いはセンサーサイズ。
Nikon D750 35.9×24.0mm(フルサイズ, FXサイズ) 2432万画素
LUMIX DC-GH6 4/3型 2521万画素
PENTAX Q10 1/2.3型 約1240万画素
これは、Nikon D750 での画角が LUMIX GH6 では 2倍、PENTAX Q10 では約5.5倍になるということです。
つまり、35mm換算で
LUMIX DC-GH6 + Nikon Ai AF VR Zoom-Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6D ED
⇒ 焦点距離 160-800mm 相当
PENTAX Q10 + Nikon Ai AF VR Zoom-Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6D ED
⇒ 焦点距離 約 440-2200mm 相当
焦点距離が 2200mm もあると画面に十分大きく月を映すことができます。
下の月の写真は、Lightroomで現像してますがトリミング無しです。
![](https://assets.st-note.com/img/1681042717244-KirxtcRlv3.jpg?width=1200)
400mm, 1/60, F8, ISO250
カメラを付け替えて撮り比べ
前置きが長くなりましたが、
約1.5km先にあるビルの屋上を狙って撮り比べました。
Nikon D750
まずは、 Nikon 純正のボディとレンズの組み合わせです。
ピントはオートフォーカスで合わせております。
今回の組み合わせで唯一、レンズ内手ブレ補正とオートフォーカスが使えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1681036839883-S8RJZDYBFV.jpg?width=1200)
80mm, 1/1000, F8, ISO100
![](https://assets.st-note.com/img/1681036839806-xI8AIROqQh.jpg?width=1200)
105mm, 1/1000, F8, ISO100
![](https://assets.st-note.com/img/1681036839895-2HEeOI9bvZ.jpg?width=1200)
135mm, 1/1000, F8, ISO100
![](https://assets.st-note.com/img/1681036840597-1VNujoyKUe.jpg?width=1200)
200mm, 1/1000, F8, ISO100
![](https://assets.st-note.com/img/1681036840196-U8igvmz3HG.jpg?width=1200)
300mm, 1/1000, F8, ISO100
![](https://assets.st-note.com/img/1681036840387-Vaz4vSv9Il.jpg?width=1200)
400mm, 1/1000, F8, ISO100
Panasonic LUMIX DC-GH6
K&F Concept の NIK - M4/3 のマウントアダプターを介しております。
GH6 の優秀なボディ内手ブレ補正のおかげで、Nikon D750 での撮影よりも手ブレの心配は少なかったように感じました。
同じ設定値で取り比べたかったのですが、1~2段ほど暗くなったため ISO はオートです。
![](https://assets.st-note.com/img/1681037155803-wlcupsX9Xm.jpg?width=1200)
80mm, 1/1000, F8, ISO200
![](https://assets.st-note.com/img/1681037156352-GwT8DpJ650.jpg?width=1200)
105mm, 1/1000, F8, ISO250
![](https://assets.st-note.com/img/1681037158202-WaBp01XBkC.jpg?width=1200)
135mm, 1/1000, F8, ISO320
![](https://assets.st-note.com/img/1681037159898-0x58MMAV5z.jpg?width=1200)
200mm, 1/1000, F8, ISO320
![](https://assets.st-note.com/img/1681037160481-Yrm7bCkdAl.jpg?width=1200)
300mm, 1/1000, F8, ISO400
![](https://assets.st-note.com/img/1681037160192-z5x4ft3Qo7.jpg?width=1200)
400mm, 1/1000, F8, ISO400
PENTAX Q10
K&F Concept の NIK - Leica M と Fotodiox の Leica M - P/Q のマウントアダプターを介しております。
ピントの分かりづらいピーキング機能、心もとないボディ内手ブレ補正に加え、途絶えることない夕刻の強い風であったため、多少のピントの甘さやブレには目を瞑ってください。
ISOはオートです。
![](https://assets.st-note.com/img/1681037391455-pfDIWYCqwJ.jpg?width=1200)
80mm, 1/1000, F8, ISO320
![](https://assets.st-note.com/img/1681037391462-wpgen664XD.jpg?width=1200)
105mm, 1/1000, F8, ISO320
![](https://assets.st-note.com/img/1681037391527-fhIsJdUr2d.jpg?width=1200)
135mm, 1/1000, F8, ISO400
![](https://assets.st-note.com/img/1681037391762-ZvGpADDq51.jpg?width=1200)
200mm, 1/1000, F8, ISO500
![](https://assets.st-note.com/img/1681037391922-q7CmQ4rUmj.jpg?width=1200)
300mm, 1/1000, F8, ISO500
![](https://assets.st-note.com/img/1681037392009-MJczl3V3yo.jpg?width=1200)
400mm, 1/1000, F8, ISO640
まとめ?
当然ですが、とても大きく映すことができました。
なにかしらの参考にするには、もうちょっと近くて分かりやすい被写体のほうがよかったかもしれませんね。
今後も 400mmとの向き合い方について模索していきます。
今回のレンズの購入が、野鳥の撮影を始めてみるきっかけになるやも??
私の距離感では、野鳥撮影に 400mmで足りるのか?と思ったりもします。
![](https://assets.st-note.com/img/1681047809307-i4JmMkLqcg.jpg?width=1200)
200mm, 1/800, F4, ISO100
作成日 : 2023/04/09
本記事を読んでいただきありがとうございます。
この記事は2023年4月9日に下書きを作成しました。
記事タイトルの割に 薄い内容ですみません、、
この下書きを公開する前に、Nikon D750 を手放しまして、その際に Nikon のレンズ一式を共に手放してしまい、お蔵入りになっておりました。
先日、Nikon D300S を導入しました。
そこで 80-400mm F4.5-5.6D を買い戻したため、本記事を公開することにした次第です。
結果として、このレンズを手にしたことで、超望遠の魅力を知ることができました。
記事タイトルからは逸れますが、超望遠レンズで撮った写真を追加で載せておきます。
水平を直すために少し削られているものもありますが、その他はトリミングをしておりません。
PENTAX Q + smc PENTAX-FA 645 400mm F5.6 ED [IF]
Nikon D750 + Nikon Ai AF VR Zoom-Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6D ED
LUMIX GH6 + LEICA DG 100-400mm F4-6.3