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今を生きるためのエンディングノート〜②余った骨の活用方法?

前回からの続きです。

私、墓はいらないんです。

親族が亡くなったときにみた
納骨室の風景が忘れられなくて

「こんな、暗くて狭くてじめじめしたところに
ずっとたくさんの人と一緒に居なきゃいけないのは絶対イヤ!」

と子どもながら痛烈に感じたのを覚えています。

なかには、家族親族と肩を寄せ合って
ゆっくり休みたい、という方もいるけどね、
お墓の問題を間近で見ていたこともあり
かつ自宅でも親族の集まりでも
うまく馴染めなかった私にとって、
死んでもなお窮屈に閉じ込められるなんて
絶対に嫌だった。

シングルマザーになり
娘に負担をかけないように
交通の便が良いお寺に合祀かな、
と漠然と思っていたけど
ある日こんなツイートを見つけた

これだ!と思った
お墓参りの負担をかけることもない
お墓の処理に頭を悩ませる事もない
何より、そばにいてやれるのが嬉しい

そして
私の推しているK-POPアイドル
SEVENTEEN」の
ファンダム名はなんと「CARAT」

もし亡くなったら、
私の遺骨ダイヤのペンダントをつけて
LIVEに参戦してくれたら心の底から幸せ!
(私の遺影よりも推しのうちわとペンライトを持たせてやりたいもの!!)

亡くなっても名実ともに
「CARAT」となって推し続けられるなんて
私に布教してくれた娘とともに
親子でLIVEに参戦できるなんて
本当に夢みたい

しかしふと疑問が。
それが
「余った骨の活用方法」(笑)。
#野菜かよ

ちなみに
ダイヤモンドの製造に必要な遺骨は
7g~300gほどらしく

全部拾骨だと全体の1/4〜1/5、
一部拾骨だとそのうちの1/2程度が
目安らしい。

余ったらどうすんの…?
なんか他人のと一緒くたに廃棄されるのも
微妙だなあと思っていたら

手元に届いたことを確認してから、
完全に無くなるまで燃やし、
最終的には二酸化炭素になるらしい。
(処理方法は製作会社による)

なんか「無」になるのがとてもいい!

とりあえず今できるのは
火葬したけどスッカスカやん!
足りひんやん!
…を避けるためにカルシウムを摂取して
骨密度を上げとくことかな?

足りなかったら髪の毛を混ぜる事や
他の人工物を混ぜる事でも
対応できるらしいのだけど
ここはひとつ
「ピュアボーン」で「リボーン」を
めざしたい

純度100%の「CARAT」として
生まれ変わっても娘と推しを
見守り続けるんだから!!

ちなみに
一連に流れを娘に話したら
それめっちゃいいなあ…と涙ぐみ
「絶対にLIVEに連れて行くからね」
と言ってくれて
こちらも思わず涙がこぼれた

「死」について話すのは
なんだか憚られるような空気がまだあるけど
私は、娘とはフランクに語り合える
関係でいたいと思う。

それに、最期を意識し始めてから
毎日が凄く濃く過ぎていくようになって
「私、生きてるなあ」と実感している
それが今1番の大きな変化。

来月も楽しみ!


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