退職後は自堕落な生活になるはずだった😅(前編)

会社を退職したのが2022年3月。セミリタイア生活に入ってからもうすぐ一年が経とうとしています。
この一年を一言で振り返ると「まあまあ充実していたかな」というのが実感です。実はこれ、自分が予想していたものとずいぶん違う結果になり少々驚いています。今日はそんなところを少し掘り下げてみます。

ボクには『退職後は自堕落な生活になる』という自信がありました

正直に白状します。
退職前ボクは「セミリタイア生活を満喫するぞ!」と虚勢を張り周囲に吹聴までしていましたが、現実には「しばらく自堕落な生活を送るんだろうなぁ」という、ある種確信めいたものがありました。

これまで、特段の趣味もなく、休日には"疲れた心身を休めるため“という口実のもと、家でゴロゴロしたり妻のお供で買い物に出かける程度で、余暇を利用して何かに熱中してきたという記憶がありません。

いま考えると「仕事」を言い訳にして何かに取り組むということから距離を置いていたのだと思います。
だから、退職しても「しばらくのんびり、だらだらと過ごしながらこれからのことを考えればいいや」くらいの半ば開き直りの気持ちがありました。

ところが、退職からもうすぐ1年を迎えようとしていますが、今現在、結果として『自堕落』と言われるような状況にはなっていません。冒頭にも書きましたが、
「まあまあ、充実した1年を送ることができた」
と言っても差し支えないと思います。嬉しい誤算ですが原因はどこにあったのでしょうか?

退職前後の一日を比較してみた

退職前後では一日のタイムテーブルにずいぶん違いが出てきました。一言でいえばものすごく時間に余裕ができました。至極当たり前のことです(笑)。

会社に勤めていたころ、勤務地が名古屋市内だったため岐阜からの通勤時間が掛かるだけでなくそれなりに残業もあったので一日の大半を会社のために費やしていたことになります。そのため平日、自由になるのは一日の1割程度。時間にして2~3時間だったというのが妥当な見立てです😅

自由時間(グラフ赤色の部分)が退職後むちゃくちゃ増えた

そんな一日が、退職を機に仕事や通勤時間がぐぐぐ~っと小さくなり(グラフ青色)、睡眠と食事の時間を大きく変えていない(グラフ緑色)ので自由時間が大きく増えたのです(グラフ赤色)。当たり前のことです(笑)。

実に1日の半分、時間にすると12時間程度は自分で何をやるか自由に決めることができるようになりました。毎日が日曜日、サンデー毎日です。

こんなにたくさんの自由時間をどうやって過ごしたら良いかわからない。
だから「この先どう過ごすか、しばらくゆっくり考える」みたいなことを言いながら自堕落な生活を過ごす。こんな、確信めいたものがありました。
  
  

規則正しい生活のリズムを作ってくれた「資格勉強」

ボクには、退職後一つだけやりたい(≒やらなければならない)ことがありました。

退職後セミリタイア宣言はしたものの、本業の大家業だけでなく事業を拡大して不動産の売買を手掛けるつもりでした。

自身が保有する不動産を含め、年間数件の売買取引をして仲介手数料を得ることで「ちょうど良い時間つぶしになるやん!おまけにこずかいまで~。一挙両得や~😋」という極めて不純かつ単純な動機です。

そのためには、不動産業の免許を上げる(開業する)ことが必要だったので、宅地建物取引士の資格取得の勉強には俄然身が入ることになったのです。

以下のスケジュールは、昨年のある一週間(月曜日始まり)のボクの実績です。

黄色が「宅建士」の資格試験の勉強に充てた時間

月曜日と木曜日の午前中は2時間弱をかけて資格学校に通学し、午後はほぼ毎日図書館で2~3時間の勉強。
ず~っとこんな調子でやったわけではないですが、学生時代を除けばこれだけ毎日コツコツと勉強したことはありません。

それでも残念ながら結果は『玉砕💦』
神様、厳しすぎるぅ~😿というか、ホントに情けない話しです。
今はようやく傷も癒えましたが、当時は1週間ホントに落ち込みました・・・

ただ一方で良かったことは規則正しい生活リズムを作れたこと。
本当は退職後のあり余る時間をのんべんだらりンと過ごしていたはずだったのに、セミリタイア一年目を「まあまあ充実していたかな」と振り返れるのは、この資格勉強のお陰だったことに疑いの余地はありません。

試験で結果を出すことはできませんでしたが「規則正しい生活」という結果を出した試験勉強。無駄ではならなかったと考えることにします!


次回の後半では、幸いにして自堕落な生活にならなかったボクが、意識して続けてきた「3つのルーティン」について綴ります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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