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場づくりの鍵は「誰がいるか」ってのが重要なんじゃない?

大事なのは人やろ。

好きなカフェや本屋。空間づくりにおいて重要なこと、たくさんあるやろね。でも、大事なのは、誰がそこにいるのかじゃないかな。

自ずと空間に表象される人間味。そこに集う人と人が交わりあうことによって生まれる科学反応。日常を過ごす私たちが非日常で出会う何か。

そういうものを僕らは欲しがる。余白のある場でどんな化学反応に出会えるのか。じんわりと心に沁み入る、非言語的なものと出会えるのか。

人間は豊かになりたい。それは物質的なものだけじゃない。金はなくとも幸せやなって感覚はあるやろと。貯金なくとも幸せやねんみたいな。もはや貯人やね。貯人。

そういう空気をどれだけ吸えるかで心の豊かさや幸せが決まると思う。人脈って言葉より仲間って言葉が好きやもん。1回しか会ったことなくても1回心が通い合ったら、もうそれは仲間やと思うんやわ。

「場」ってものでも言えるよね。そういう近しさを感じられる場って貴重やん。あんまないやん。でも、知ってたら。そういう人たちと仲良くなれたら、数珠繋ぎで幸せの連鎖が続いていくんよな。

場づくりっていうのは、そういうことちゃうかな。空気を作り、人を作る。幸せな空間は、幸せな非日常との出会いは、自然と幸せな日常につづいていく。そうやって人は人生を刻んでいく。

そんな生き方がしたいよな。そんな出会い方がしたいよな。俺は何度もそんな場や人に出会って、夢を見させてもらってきたよ。

そんな夢や未来を自然と描いてしまうような場を俺も作りたい。これが場づくりへの思いを加速させるよね。

俺は中学校で先生をやってる。ありがたいことに俺が主軸で構成する場づくりが毎日あんのよ。毎日が実践、毎日が研修、毎日が実験なんやよね。

部活も一緒やし、ライターも一緒。授業も記事も人が集う場を作ることには変わりがない。

「場」というものを通して、さまざまなものをキュレーションしていく。その対象は、生徒であったり、市民であったりと変わるけれども、やってることは同じやと思うんよね。

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12月12日(土)、奈良・東吉野村「OFFICE CAMP HIGASHIYOSHINO」にて、「場づくりは場『づくり』か presented by 坂本大祐×藤本遼」に参加した。

誘ってくれたのは、原田優香さん。年は1個下なんやけども、度胸があって、人と人をつないだり、場を開いたりする天才である。

東吉野での思い出は昔からある。坂本さんとの出会いは6年前やし、すごい好きな人。偉ぶらないところがすごい好き。やっさしい人。大尊敬してる。

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藤本遼さんもちょいちょいイベントでお見掛けしてて、ええなあと思ってた。

そんな2人が今何を考えているのかをたっくさん教えてくれた。楽しかったなあ。

東吉野っていう土地が生み出す学び。山と川、奈良が与える心理的快適さ。そのなかで偶然出会った人たちと気づきを与えあう心地よい場。

それぞれの場づくりに対する思いが重なり合って、心地よい場が生まれていた。

また僕たちはおのおのの持ち場に帰る。今回学んだ知識を携えてね。

どんな新たな日々が待っているだろう。新しく手に入れた絵の具をもって、まだ見ぬ日々を彩っていく。楽しみだなあ。

自分の未来もそうだし、今回出会った人たちの未来もそう。もう仲間だから、ともにどんな未来が生まれるのか、楽しみにしていたいよね。

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まだ見ぬ未来は、豊かな幸せが約束されたものだった。

ともに橋を歩む人たちと出会えた。幸せな空間だった。また会ったときに、素敵な報告を聞きたいし、僕もできるような日々を歩みたい。

数時間の滞在だったけど、楽しい時間でした。誘ってくれた原田さん、ありがとう。また、こんな場に参加できることを心待ちにしています。

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