人を信用しただけ自分が死ぬ。

私は【人を信用しただけ自分が死ぬ】ということに気付いた。34歳の春である。

29歳のとき、元夫と職場恋愛を開始した。

一番信用していて、プライベートも飲みに行くような同僚にだけ伝えた。秘密だとも伝えた。それがダメだった。

私は不在だったが、元夫と秘密を知った同僚、他二名での飲み会で、秘密を知った同僚は暴露した。シラフの状態で。確信犯であった。

元夫が帰宅後、私怒った。何で言うんだ?職場恋愛なんて恰好のえさだよ?!と。

それから毎日仕事が苦痛だった。

はじめのうちは隠れて泣いていた。

そのうち無意識に涙が流れるようになった。

めがねとマスクに助けられていた。

心療内科で『適応障害』といわれ、休職した。

半年後に辞めた。

あれだけ大好きで骨埋める覚悟までして(笑)働いていた職場を、自らのせいで、人を信用したせいで、やめることになった。

それから紆余曲折あって入籍した。

幸せだった。

日に日に信頼度があがる。大好きが大きくなる。

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