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[実験]英語力中級の日本人がポケトークを使って言葉の壁をどこまで突破できるのか?
◆はじめに:本実験の背景
僕はリモートワークという働き方に乗じて、生活拠点をコロコロ変え続けるノマド生活を始め4年目に入りました。
そしてここ2年は、年間のうちの約半分をアジアの暖かい国で過ごすという年じゅう半袖生活を送っています。
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そんな生活スタイルは学びや刺激に溢れる実りのあるものでした。
ただ同時に、世界は広くても「自分がアクセスできる場所や人はとても限られている」と感じることも少なくありません。
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限界を作っている大きな原因の一つは「言葉の壁」。海外移住も真剣に考えている僕にとって、この壁を突破することは大きなテーマです。
そんなときに目にした「新しい働き方LAB」というコミュニティのとある企画に、この「言葉の壁」突破の可能性を感じて参加を決めました。それがこの実験を計画した背景です。
◆新しい働き方LAB
その名の通り「新しい働き方」をテーマにしたランサーズ社主催のフリーランスを中心としたコミュニティ。
ここでは「研究員制度」というものがあり、そこでは参加者が働き方に関わる様々な仮説をそれぞれの視点から検証していきます。
企業とのコラボ企画も多数ある中で、僕の目に留まったのはこちらのポケトーク社とのコラボ企画。
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「楽しみながら外国語に触れたら語学力アップや仕事獲得に繋がるのか?」という痺れるようなテーマに考える間もなく応募を決めました。
◆ポケトークについて
ポケトーク株式会社が開発&発売する名刺サイズの超小型通訳デバイスで、世界74言語以上の翻訳に対応しています。
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明石家さんまさんのCMでもお馴染みの少しスマホっぽいこの端末。
実は翻訳だけじゃなくAI英会話レッスンなどの学習機能も含まれていたりするのですが、僕が今回の実験で使用を予定しているのは主に2つの機能です。
【機能1】(対面)通訳
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ポケトークのメイン機能。使い方はボタンを押しながら話しかけるだけで、翻訳結果が音声で返ってきます。
今回は外国人の方と対面でコミュニケーションを取るケースが大半だと思うので、基本はこの通訳機能の使用を予定しています。
【機能2】ライブ通訳
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パソコンやスマホでサポートされている機能で、ZoomなどのビデオチャットやYoutubeなどの動画コンテンツの音声をリアルタイムで翻訳してくれます。
◆本実験で検証したいこと
前置きが長くなりましたが、この実験で検証したいことは…
英語力中級の日本人がポケトークを使って言葉の壁をどこまで突破できるのか?
僕が海外を旅する最大のモチベーションは「新しい出会い」です。
どんな観光スポットよりも記憶に残っているのは、現地で出会う人達との時間。であれば、そんな出会いの機会は少しでも多く、そして濃くあってほしい!
そんなことをポケトークという武器に期待しながら、具体的にはこんなことを検証したいと考えています。
▶ 言葉が通じない相手と挨拶以上のやり取りができたときにどう感じるか?
▶ 観光客が足を踏み入れないような海外の田舎でボランティア体験ができるのか?
▶ 初対面の外国人でも紋切り型の自己紹介よりお互い一歩踏み込んだ話が展開できるか?
▶ 現地語でしか実施していないローカルのツアーに翻訳機を使って参加することができるのか?
など
企画母体は「新しい働き方LAB」なので、仕事に関する検証も行おうと思っています。例えば…
▶ 英語力中級のフリーランスがポケトークを使って半年で初・海外案件を受注できるか?
◆活動の概要
これらを検証するにあたり、今のところ下記のようなアプローチを考えています。
① 国内/オンライン
国際交流イベントにポケトーク持参で参加
② 海外(アジア予定)
現地ホストのお宅でホームステイ
現地語開催ローカルツアーへの参加
ボランティアステイ(※)
※施設や個人宅に一定期間住み込みでボランティア活動に取り組むプログラム。
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◆実験の測定方法
「実験」なので、できるだけ客観的に検証を進めたい。
ということで、目的に応じた「言葉の壁の突破レベル」を測るため自分なりの指標を用意してみました。
<心の壁>
言葉が通じない相手との交流で「いかに心が通じ合えたか」を振り返るための指標。
✓ 3往復以上の会話ラリーが続いたか?
✓ 1つのアクティビティに共同で取り組んだか?
✓ 情報だけでなく気持ちのやり取りがなされたか?
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<学びの壁>
外国語でのツアーに参加したときなどに「新たな学びが得られたか?」を振り返るための指標。
✓ 相手の話が理解できたか?(体感で80%以上)
✓ 新たな学びが得られたか?
✓ 国や文化に対する理解の解像度が上がったか?
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<仕事の壁>
僕はフリーランスとして動画制作やプレゼン資料デザインを行なっていますがこれらの「仕事を英語環境で受注できるか?」にチャレンジします(世界最大級のフリーランスプラットフォーム「Upwork」の活用を予定)。
✓ 英語でのやり取りを通して海外案件を受注できたか?
✓ 案件遂行により報酬が得られたか?
◆スケジュール
7-8月 国内 or オンラインで壁突破にチャレンジ
9-10月 海外で言葉の壁突破にチャレンジ
7-11月 海外の仕事獲得にチャレンジ
12月 実験結果を最終報告書として公開
◆アウトプット/成果
国内外それぞれのフィールドでポケトークチャレンジの機会を作り、各チャレンジを都度note記事として記録していく予定です。
以上が僕のポケトークを使った実験計画です。
この実験を通してどんな人と出会い、どんな体験ができるのか、自分でも今から楽しみです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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