見出し画像

~Vol.2~彼の創作力が産声を上げる てっちゃん~

Web制作を中心に、プレゼンに数倍の命を吹き込むクリエイター
■経歴■
19歳で茨城から東京に上京、デザイン業界に入りたくまずは専門学校の東京モード学園でグラフィックデザインを学び広告代理店・デザイン事務所・事業の広報部を転々して2015年末にweb広告代理店に入社に4年間webデザインを学び2020年2月からフリーランスとなる。

■インタビュー終えてみて感じたこと■
「都会でおしゃれに働きたい」少年はまだスマホも無い写メールが流行
している時代にデザイン業界に飛び込んだ。そこから18 年。充分な実力とともに自らの看板で勝負に出ようとしている。産声を上げたばかりの彼、その最初の1 歩とは??
今回のインタビューは、web 系以外の方にも勇気を与える内容です!
※ほ⇒ほっぺ て⇒てっちゃん

●フリーランスになるまで
ほ「てっちゃんさん?でお呼びしてもいいですか?」
て「てっちゃんで大丈夫です。はい、ありがとうございます。」
ほ「今は、WEBの制作をされているんですね。」
て「そうですね。あとグラフィックと動画もちょこちょこっとやらさせてもらってますね。」
ほ「元々そういう仕事が多かったんですか?」
て「そうですね!一番最初グラフィックデザイナーっていう職業に就いて12~3年ですかね…その後4年前とかにWEB系にシフトして、今は両方やってたり動画をちょこっとやったりみたいな感じですね。」
ほ「今年フリーランスになったということなんですけど、以前から決めてたんですか?」
て「そうですね。まぁ、なんとなく『いつかはシフトしたいな』と思っていて、タイミングが2020年でキリがいいのと、フリーランスの波ってきていて、自分のなんとなくフリーランスとか個人事業主、将来は会社とかできたらなと思っていました。その合致が今年だったみたいな。で、今2ヵ月です。」
ほ「なんとなく時期を決めてたってことなんですけど、『ここまでいったらフリーランスになろう』という条件みたいなのはあったんですか?」
て「僕がダラダラこの歳になったのは正直なところ目的を作ってなかったので、この歳になってフリーランスになったんですよね。だから条件は、あんまり…もっと抽象的で、こうダラダラと生きてきてやっとハマっていう、自分の中で。」
ほ「へぇ~!今は既存のお客様と、新規のお客様と混在している感じですか?」
て「僕が今まで制作会社にいたお客様はないです。」
ほ「それはもう会社のお客様として…?」
て「そうです。なので基本的には新規で自分で獲得にいってます。」
ほ「そしたら、本業をやりつつ副業でお客様を取っていって、ボリュームが増えたから独立した流れですか?」
て「ボリュームはそこまで増えなくて、それでいうと…けっこう思い切ってやっちゃった感じです(笑)」
ほ「(笑)」
て「なんか上手くっていうよりも『とりあえずやっちゃえ!』ってきっちゃたんで、バランスはまだ、今からですね。個人事業主でやらしてもらったんですけど、生活費はフリーランス用の常駐型の派遣で契約が業務委託があるんです。」
ほ「へぇ~!」
て「やってることは派遣と一緒で、契約が業務委託。それで生活費は稼いでいて、プラス新規開拓やっている感じなんで…。だから100%フリーランスではないんですよね。」
ほ「うん、うん、うん。」
て「それをどんどんバランスを変えていって、100%フリーランスっていう状態に持っていきたいです。始めたばっかりだしコネも何もないし常駐型派遣で生活費を稼いですね。」
ほ「その派遣としてそのまま生きることもできる訳ですけど、それだけではないんですね?」
て「そうですね。そういう生き方もあります。あるんですけど…最初のフリーランスのイメージは100%常駐とかじゃなくて、個人でやるっていうイメージでした。web業界自体は潤っていますが…今は戦国時代ですよ!やっている人が多いっていう。マーケットも大きいですけどデザイナーも多い、レッドオーシャンですね。」
ほ「なるほどですねー。仕事はあるけど、求めている・働きたい人もいっぱいいる。」
て「あと僕のスキルとそれを欲しがっているお客様のマッチングが今全然どうやっていいのかわからなくて…」
ほ「それはマッチングしにくいってことですか?」

●現状の課題
て「僕が得意なスキルがあるんですけど、求めるお客様にどう僕が出会うかっていうことがわからないです。今まで営業面はやってこなかったので。
今は自分なりに施策してる段階です。派遣で当分生活費稼いで、空いた時間で営業をして顧客を取りにいくって感じで進めていきます。」
ほ「初めての受注はどのように取ってこられました? 」
て「1番最初…まず1回会社を辞めて、次の会社が決まってる間に1ヵ月あるんですよ。その1か月で副業…個人でやってみようと。デザイン会社とか代理店とかがよく業務委託とか外注パートナーを募集するんです。向こうも興味があったら面談⇒受注っていう感じなんで…結構サクッといった感じなんですよ!これは業界でよくあることです。
ただこれは小遣い稼ぎ。本業にしようとすると数が必要になってくるんで、自分で営業していかないとな、ってことですね。」
ほ「ふ~ん…なるほど。じゃあ、小遣い稼ぎくらいだったら仕事は全然あるなっていう感じなんですね。」
て「まぁそうですね。小遣い稼ぎくらいだったら、まぁあるかな…」
ほ「ココナラとかクラウドワークスとかbosyuとか使ってみていかがでした?」
て「クラウドワークスとかって仲介料とるので極端に単価が低く、ちょっとやる気にならないです。まず単価が安いんですよ。単価が安くてその後に手数料とるからえげつないですよ。
それだったら自分で営業するというか…実績や作品をSNSで自分で発信して集客していく方に時間を使った方がいいかなと思って。」
ほ「それはWEB業界だからっていうところはありますか?」
て「まぁデザイン業界とか…わからないですけど写真とか撮影とかも全部、クリエイティブ業界は全部そうなんじゃないかな。イラストレーターとか。エンジニアとかはどうなんだろう…けどクリエイター系は結構安価ですね。モチベーションが持てないですね。だったら地道に自分で戦略立ててやっていった方が今後のため、将来のためになると思ってます。」
ほ「戦略=何か自分の売りを作っていくっていう感じですか?」
て「そうですね。あと仕掛けですか。仕掛けをネットで作っていった方が、長期的にみていいと思います。リピート率も絶対直でやった方がいいですね。金額交渉とかも直の方が絶対いい。そうですね…同じ業界やクリエイターさんで頑張ってる人達に聞いてみたいです。」
ほ「てっちゃんの他社との差別化は何ですか?」

ここから先は

2,364字
この記事のみ ¥ 300
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?