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【高橋ヒロム】プロレスを観たことがない友人に、推し選手を知ってもらうために観てもらいたい試合をえらぶ

日頃のプロレス布教活動が実り
「推しの選手の試合観てみたい!オススメ教えて!」
と友人から聞かれたとしたら、すぐ差し出せるわたしで在りたいといつも考えています。

・その選手の良さが、きちんと漏れなく伝わる映像をチョイスしたい。
・加えて、余り負担にならずに楽しく見てもらえるのも大事。


普段からシミュレーションはしているつもりだが、「絞り込む」のがなかなか難しいものです🤔
今後のためにも私が好きな選手について、観てもらいたい試合を整理してみたいと思います。

今回は、

新日本プロレスの高橋ヒロム】選手

でトライしてみたいとおもいます。

①2020.1.4 IWGPジュニアヘビー級選手権試合(vs ウィル・オスプレイ)

2020年の東京ドーム大会。
ベタなチョイスだと思われるかと思いますが、やはり、まずはこれかなという気がします。

ヒロム選手は【2019.7】試合中に首を負傷し、しばらくの間欠場を余儀なくされました。
530日間プロレスから離れ、そのとき保持していたIWGPジュニアヘビー級のベルトも返上しなければならなかった。
それを取り返す戦い。
いろんな想いタップリのタイトル戦です。

<見所>
✓ふたりとも派手で華やかな入場シーン(ヒロム選手のこのときの羽のガウン色とりどりで好み)
✓ジュニアならではのスピーディーな試合展開(なおさら、このふたりだからこそ!)
✓予測不能な技の切り返し
✓オスプレイの無重力な空中戦
✓徹底的に首を攻めるオスプレイと、耐えて耐えて技を返すヒロムの攻防

思わず、声が出てしまう場面が多々あります。
トリッキーな技の応酬。
わたしは、ヒロム選手が「今ここで!?」というタイミングで繰り出す「カナディアンデストロイヤー」という技がだいすきです。

必ず、試合後のバックステージコメントも観ましょう。
入場からバックステージまでがプロレスだとおもうからです。

そして、できれば、2020.11.3の大阪大会
で、オスプレイ選手に挑戦表明するためにサプライズ登場した場面も観てほしい。

530日振りのリングに上がるヒロム選手の姿に、大阪府立体育館から悲鳴のような歓声があがります。
鳥肌ものです。
実況席のミラノコレクションさん号泣です。

youtubeチャンネル:新日本プロレス株式会社

②2020.2.9 IWGPジュニアヘビー級選手権試合(vsドラゴン・リー)

ヒロム選手が一番のライバルという「ドラゴン・リー」選手
(いまは「リュウ・リー」選手として活動しているようです。)
メキシコ遠征時代に、ヒロム選手を変えてくれたのはリー選手だったといいます。

2018.7.7 サンフランシスコ大会
ヒロム選手が首を負傷した際の対戦相手がリー選手でした。
プロレスにケガはつきものだけど、
「ケガをした選手よりもケガをさせてしまった選手のほうがずっと記憶しているもの」
と、この試合の実況席で棚橋選手が言っていたのが印象的です。

<見所>
✓TOP OF THE 意地っ張り対決。
✓ふたりだからできる戦い
✓内出血で赤紫色の胸とはウラハラに楽しそうに戦う二人。
✓猛烈なチョップ合戦。

「そのときと何ひとつ変わらない意地の張り合いを見せたうえで、俺が、勝つ!」
と宣言したヒロム選手。
序盤から、何十発もお互いに打ち込むチョップ合戦は、意地の張り合いそのもの。この意地の張り合いこそ、プロレスのおもしろさだと思います!
試合内容は本当に一切の遠慮なく、また戦える喜びを噛みしめながら戦っているようにみえました。
試合内容は極めてきつい技の連続ですけど。
リー選手の膝蹴りがヒロム選手の顔面にヒットしたとき、思わず声がでます。

ただ、もっともっと観たい!
二人の世界。

できれば、この試合の前に、
✓2020.2.8 前日会見
観ていただけると、リー選手とヒロム選手の仲良しながらも、バチバチな関係がより楽しめます。
ヒロム選手の自作の歌も聞けます。

youtubeチャンネル:新日本プロレス株式会社

③2020.12.11 BOSJ決勝 @日本武道館(vs エル・デスペラード)

BOSJ=BEST OF THE SUPER Jr
新日本プロレスジュニアヘビー級の頂点を決める大会です。

2020年わたし的ベストバウトは、間違いなくこの試合です。
ヒロム選手の試合で、いま、何度も観返してしまうのもこの試合です。
いま、一番好きな試合は間違いなくこの試合。

<見所>
✓お互い絶対に負けたくない!感情がぶつかり合う試合
✓先に挙げた「オスプレイ」や「ドラゴン・リー」との試合とは、また違う「熱さ」迸る試合。
✓会場が「日本武道館」!しかも、ヘビー級の試合を差し置いて、ジュニアヘビー級の試合がメインイベントを飾るという歴史的な日

✓2018.5.22@後楽園ホール BOSJ
ヒロム選手vsデスペラード選手の試合
これが、2018年わたし的ベストバウトでしたが、それを超える試合となりました。
懐かしいような、青春を感じるような、でもヒリヒリする試合。
試合内容は、あらゆる反則もあり、マスクは剝いじゃうし、削りあいの激しい戦いなのに「感動的」という、このふたりだからこその試合だと思います。

リーグ戦最終日のふたりのマイクも、試合までのわくわくを高めてくれました。本当にプロレスが好きなふたりで、新日本プロレスのジュニアヘビー級の価値をもっともっと高めよう!という気持ちを強く持っているふたり。

更にこの日注目すべきは、会場が「日本武道館」で、ジュニアヘビー級の試合が「メインイベント」で開催されたということ。
今年のBOSJは、コロナの影響で延期となり、ヘビー級のタッグ選手権と初の合同開催となりました。
「メインイベントはヘビー級が当たり前」
という概念を取り払い、見事にメインイベントで、どの試合よりもすごい試合をみせてくれました。
歴史が動いた!それくらいすごいことを成し遂げたといえます。

この決勝戦を観るにあたり、ぜひリーグ戦を観ておくことをおすすめします。


✓2020.11.18 BOSJ(リーグ戦)
今年のBOSJは総当たりのリーグ戦で、上位2名が決勝戦を行うというスタイルで開催されました。
このリーグ戦ではヒロム選手はデスペラード選手に負けてしまいます。

この試合ではデスペラード選手の「ヌメロ・ドス」という技にて、決着がつくわけですが、この技で両手両足キメられているため、ヒロム選手は手でタップできず、自らの口で「ギブアップ」を言わざるを得ませんでした。
タップですらも、自分で負けを認める悔しい行為。
「ギブアップ」を言うのは、とんでもなく屈辱的だったただろうと想像すると、胸が苦しくなります。

この試合があって、決勝の試合があります。

youtubeチャンネル:新日本プロレスワールド

最後に

長々とお付き合いいただきありがとうございました。

ご紹介した試合の完全版を観るには、新日本プロレスワールドに加入して観る必要があります。(月額999円)
ただし、youtubeの上記公式チャンネルにて無料で観れるものもたくさんありますので、まずはそこからみてほしいです。

試合を選んで、記しているうちに、また観返したくなってしまったので、
これから観て明日からのパワーチャージをしようと思います。


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