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「転職しての感想をもう少し具体的に」

こんにちは。hopiです。

前回の記事で、
私は、「転職して後悔していません!」なんて言っちゃってますが、
まぁ色々あります笑

ということで、今回は転職してのメリットデメリットを挙げてみようと思います。
うーん、メリットデメリットというよりかは、
大変だったこと、良かったことの方が伝えたい内容に近いので、その観点から書きます。

私の今の業界やスタートアップという環境の特殊性もあると思いますので、
必ずしも転職した人が全て当てはまるわけではありませんが、
参考にはなるかなと思います。

挙げてみたら、大変だったことの方が断然多いなんてこともありえますが、さてどうでしょうか笑

転職して大変だったこと

  • インフラが整っていない
    前職で当たり前だと思っていたことが、スタートアップには無いケースが大半です。ですので、自力でやらなければなりません。
    例えば、郵送手配(最寄りのポストに入れるところまで)、収入印紙を郵便局で購入、海外出張時のビザや航空券/ホテルの手配、確定拠出型年金の登録等、言いだせばキリがありません笑
    会社側から進んで手を差し伸べてくれることは基本的にはありません笑
    自力で調べて、誰かに相談して(誰も知らないケースもよくあります笑)、それをもとに実行してというプロセスを踏みます。

    まぁ、スタートアップはまずは成長することが最優先ですし、どんな大企業でも通るべき道だと思うので、当たり前と言えば当たり前です。
    また、前職の時は全て担当部署にお任せしていた細かな業務内容が、今になって分かるという発見があります。
    これを、実務を学べる貴重な機会と考えられるかどうかで、個々人のストレス度は変わってくると思います。
    私は、前職で、定年再雇用になってもバリバリ最前線で活躍する人から、こんな言葉を聞いて、今でも心に残っています。

    「実務ができる人間が一番強い。」

    実務を知っているか知っていないかが、自分自身の意思決定に与える影響は大きいと思います。
    私はこれを、"実務 is king"と命名しています。

  • 登場人物の理解
    登場人物というのは、仕事で関わる方々のことを指します。
    そして、まず最初は一緒に働く社内の方々ですよね。
    一緒に仕事する社内の方々がどんなキャラで、どんなクセがあるのか、この理解に相当苦しみました。個性的な方々ばかりなので笑

    例えば、相手が発する一つ一つの言葉や態度をとっても、その言葉や態度の意図するところを把握したり、それを自分がどう受け取るかは、自分がその方々がどんなキャラなのかを理解してるかどうかで、だいぶ違うと思うんですよね。
    前職のような気心知れた仲であれば、相手が何を考えているかは、少しコミュニケーションを取れば分かるものですが、新しい環境だと、それが全く分からない。しっかりコミュニケーションを取ったとしても、まだまだ分からない。業界の慣習や会社のカルチャーが分からないことも、登場人物の理解を難しくさせる理由かなと思います。

  • 何が正しくて何が間違っているのか判断が付かない
    私のように違う業界へ行った人間は、社内や取引先との間で展開される言葉や単語の理解が最初はできません。それを調べて、聞いて、理解することに多くの時間を費やし、知識レベルで戦えるところまで漸くたどり着きます。

    このように自分が知識や経験が不足している状態だと、
    相手のコメントや意見が、正しいのか間違っているのかの判断が付かないんですよね。
    なので、おかしいなと感じたことでも、同じ土俵で議論することが難しい。
    だから、相手が言ってることをまずは受け入れるしかないなと思うことがよくありました。
    これは、前段の「登場人物の理解」の課題も影響していると思います。


転職して良かったこと

  • 再び成長曲線が上昇する
    これは、前回の投稿で、転職して後悔していない理由で挙げた点です。
    新しいことに挑戦しているので成長を実感できます。
    それに伴う、成長痛も大きいですが笑

  • 経営者と接する機会が多い
    自社の経営者と接する機会が多いことはもちろんのこと、
    取引先や色んなイベントにおいて、他のスタートアップの経営者と接する機会も多くでてきます。

    経営者と接すること自体もかなり貴重なのですが、それに加えて、
    その経営者がどんな人間なのかを観察できるのがとても良いです。
    「この経営者はこんなキャラなんだ」とか、「そんな想いやバックグラウンドで起業したのね」とか、そいういうのを知れることがとても有難いです。

  • 会社の縮図を体感できる
    前職は大企業にいた私ですが、今はスタートアップで、社内の人は全て把握できるほどの規模です。会社がこの規模の中で、日々動いています。組織が小さい分、日々の起こる事象が経営に直結します。組織全員がその課題に向き合っていかないといけません。
    そして、事業そのもの、組織、人事、キャッシュフロー、ガバナンス等の様々な課題と向き合いながら、成長していきます。
    これらを直に体感できることは、かなり貴重な機会だと思っています。


さて、どうでしたでしょうか?
「大変なことの方を気合入れて書いてないか?」と感じた方もいたのではないでしょうか? 
できるだけリアルな感情を表現したいと思ったら、こうなりました!笑

ということで、今回はここまでです。
読んで頂きありがとうございました^^

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