#4受精卵が育たない
卵子を育てるのはこんなに大変なのかー。
不妊治療を始めるまで、毎回生理がきて排卵していた時は自分の体に卵子が存在している感覚なんてありませんでした。それが、治療を始めてからというもの、急に卵子を育てることを意識し始めました。そんな自分がとても不思議です。
生理3日目〜採卵日まで、飲み薬(レトロゾール)や、自己注射(ゴナドトロピン)等、毎日何らかの薬を接種しながら、卵子を大切に育ててきました。普段よりも栄養を意識してとってみたり、出来るだけストレスを溜めないように運動してみたり。規則正しい生活を意識して採卵日まで過ごしました。だから、採卵後に9つ卵子が採れたと聞いた時はとても嬉しかったです。
数日後、受精卵の状況を確認するために病院へ。
すると、私としてはかなりショックな結果が待っていました。
正常な胚盤胞に育ったのは、わずか1つのみ。
他の8つの発育状態を見てみると、「発育停止」「異常受精」「受精なし」等と記載されていました。そんな8つの卵子の写真を見ていると何だかとても悲しくなってしまいました。なんで育たなかったんだろう、ごめんね、という想いが込み上げてきました。そして何が悪かったんだろうと。
次のサイクルでは1つ育ってくれた胚盤胞を移植する予定ですが、本当に妊娠することって奇跡なんだなと改めて思いました。
初めての不妊治療で、まだどのステップが自分として大変なのか、肝なのか、わからないのですが、どのステップでどんな結果が出たとしても、メンタルは一定にするように心がけようと思いました。自分を責めすぎず落ち込まず、一喜一憂せずに過ごしていこうと。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?