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答えは風のなか(重松清・朝日出版社)を読んで

「答えは風のなか」の風とは、世論とか読者の感想とかという意味だろう。
いろんな問題を抱えた物語が出てくる。567だったりいじめだったり、人種差別だったり、いろんな人間関係の話が出てくる。これらの話の中で、特に興味を引いたのは、どんなに普段温和な人も、自分の命や生活がかかってくると非情になるという例えが出ていた事です。ちょっとしたお世話や親切なら出来ても、命がけでは躊ってしまうというのが通常の人情というものだろうと思いました。

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