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星の子(今村夏子・朝日新聞出版)を読んで

ちひろは小さい時から病弱で、親が新興宗教にのめり込むというけど、頭にタオルを乗せるくらいいいじゃないと思った。それに、ちひろの病気も治った事だし、そんなに怪しい宗教の家族という印象ではなかった。むしろ、仲のいい微笑ましい、いい家族という気がした。姉のまーちゃんが家出してしまうが、そこは殆ど取り上げられていなかった。どうでもいい存在になってしまっていたのが、少し気になった。

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