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ゆるゆる生きてさいごはぽっくり

先日、父の七回忌の法要でした。
集まった同年代は腕が上がらない、首が腰がと不調を訴えていました。

話題は、あそこの病院がいいとかこんな治療法がある、これが効くらしいとか。

うわっ、そんな年齢になっていたのね。

父は病気がちで(主に生活習慣病)病院通いも多く、薬も山のように家にあった。入院や手術も数知れず。

だけどお酒やタバコや食事は変える気がないという残念さ。

「好きなものを食べてぽっくり逝けるなら本望だ」といつも言ってました。

「いや、だけどね人ってなかなかぽっくりとは逝かないものよ」と母は言っていた。

それまでに数々の病院通いや入院、手術、介護、病気によってはリハビリが必要だったり。認知症や寝たきり、施設暮らしなどもあるかも。本人もつらいし家族にも迷惑をかけることに。

巷でよく聞く「ピンピンコロリ」とは寿命と健康寿命の差がなく、亡くなる直前まで病気で寝込むことなく自立した生活ができている状態。

やはり健康じゃないとぽっくりは実現できないようね。

健康、健康とストイックになるのもストレスになるだろうし。ならば私は、元気に死ねるよう体を整えながら、ゆるゆるとぽっくりを目指すわ。


両親とも健康ではなかったけれど、最期は長患いせずに足早に逝ってしまった。残されたほうは突然でショックだったけれど、本人たちはみんなに迷惑かけないことを一番に望んでいたからね。それはそれでよかったんだと思う。


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