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ハワイ発のベトナム料理を日本で楽しむ〜恵比寿「The Pig and the Lady」

2月のハワイ旅行、ファーマーズ・マーケットで食べたフォーがいたく美味しかった。提供したのは、ハワイにあるベトナム料理店「The Pig and the Lady」。

レストランでは、ベトナム系アメリカ人のアンドリュー・レイ氏が創作する、フレンチ・テイストが入った、モダン・ベトナミーズ料理を提供する。

この店が日本に進出していた。フォーがとても印象的だったので、妻と共に恵比寿にある東京店を訪れた。

ビルの2階にあるお店は、オシャレな内装で居心地の良い空間、お客さんは女子比率高しである。

夜のメニューは、スターター(FIRST THINGS FIRST)、シェア皿(SHARE PLATES)、メイン(ENTRES)と並んでいる。(ランチはセットや、バインミーなど単品で気軽に楽しめそう)

最初にいただいたのは、バーミーズ・ティー・サラダ。ビルマ風ということ。野菜や豆類を、発酵茶葉のドレッシングで和えて食す。あまり経験したことのないテイストで、とても美味しい。食感もよく考えられている。

続いて、ベトナミーズ・タコス。ソフトなトルティーヤで、豚バラ肉などのフィリングを包んで食べる。ライムをギュッと絞って爽やかな味と共に食べると、上品な味が口内に広がる。

ワインは「ドメーヌ バッハウ (Domane Wachau)オレンジ コンタクト」。オーストリア産のオレンジ・ワインで、現地の白ワインでは定番のグリューナー・ヴェルトリーナー(Grüner Veltliner)という品種のブドウが使われている。これも良い味である。

メインは、シェア皿にあった仔羊のグリル。これも、焼き方といいシーズニングといい、ちょうど良い感じで楽しめる。

ラストはやはりフォー。ハワイで食べたのはフォー75(牛肉のフォー)だが、この日は鶏のフォー・ガー。食べやすいように、二つに分けでサーブしてくれた。最後のこれも胃にしみた。卵黄をトッピングすることもできるが、我々はナンプラーで味付けした目玉焼きを注文。途中で、これをフォーにトッピングして味の変化も楽しんだ。ハワイで食べたものよりは、麺が細目のように感じたが、自然な味のスープは日本でも健在である。

お店の人によると、シェフのアンドリューが近々来日するらしい。ハワイ発のベトナム料理、洗練された味と空間が東京に溶け込んでいる


*「The Pig and the Lady」の道のりです


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