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リモートワークが流行れば英語を勉強する必要がなくなるかもしれない - 2040年の未来予想

こんにちは、佐藤@読書好きプログラマーです!
本を読むのが好きで、「無駄な知識など存在しない」をモットーに適当に本を読んでいます。

今日は日本語で海外の仕事をする時代はすぐそこまできているという話をしようともいます。

最近、以下の本を読みました。

この本はその名が表している通り、近未来に起きるであろうことを色々な視点から記載した本になります。
書かれている内容はテクノロジーから食糧問題、日本の年金問題など多岐にわたり広く浅く書かれています。この本を読んで気になった部分は他の本で詳しく調べるという使い方ができそうかなと感じました。

それで、せっかくこんな本を読んで近未来のテクノロジーに触れたので、現役プログラマーとして働く僕なりにこの本に記載されていることを踏まえた未来予想をしてみようかと思います。

まず、この本でテクノロジーとして大々的にかかれているのは携帯通信速度の向上です。

あなたもきっと5Gが始まるという話を聞いたことはありますよね。今は4Gが主流で5Gへ移行しているところで、5~10年で5Gが主流となり10~20年後には6Gへと移行していくことになるでしょう。
4Gとか5Gとかなんぞやという人は数字が上がるほど回線速度が早くなるし同時接続ができるようになるものだと思って貰えればいいです。

通信速度が早くなると何がよいかというと、よりリッチなコンテンツを素早くダウンロードすることができます。今は携帯でYoutubeなどを見ると画質が荒かったりすると思いますが、あれがとてもきれいな画質で見ることができるようになります。
6Gの世界まで行けば、3Dコンテンツのデータでも問題なく通信できる回線速度になるため、VRやARのコンテンツがより身近になるであろうと予想されます。

ただ、通信速度がいかに早くなろうとも、端末の性能が上がらない限りコンテンツを再生することは出来ません。単純に通信するだけと考えられるかもしれませんが、通信にはある程度の端末の性能が必要です。また、ある程度の性能の端末を動かすにはそれなりに電気が必要になります。
この本でもすべてのものがインターネットにつながるようになると言われていますが、常時インターネットにつなぐにはそれなりの電気が必要となり、充電しながら使わなければ使い物にならないのではないかと思います。

スマートウォッチがいい例ですね。長持ちすると言われているスマートウォッチでも一ヶ月に一回程度は充電しなければなりません。スマートウォッチ一つであれば充電することもできるでしょうが、身の回りのものすべてを充電しながら使うというのは現実的ではないのかなと思います。
非接触充電技術が発達した結果として家の中にいれば常に充電されている状態になるか、蓄電技術と電気効率が非常に発達して充電せずとも数年通信できるものになれば使えそうですが、なかなかハードルは高そうです。

機械翻訳の発展もめざましく、今では英語を入力するだけで違和感なく翻訳してくれるサービスも多数存在しています。ポケトークと言われるボタンを押せば翻訳してくれるデバイスも出てきていますし、これが小さくなって常時翻訳してくれるようになればドラえもんの翻訳こんにゃくが現実化しそうな気配がありますよね。

しかし、個人的には翻訳こんにゃくが実現するには結構時間がかかるんじゃないかと思っています。理由は前述した電池の問題ですね。

自分の身の回りの音を相互翻訳するにはそれなりの演算が必要となることが予想されるため、それなりの電力が必要となります。しかし、身につけるものとして小型化するのであれば、電池のサイズも限られるためすぐに電池がなくなるでしょう。使うたびに充電しなければならない端末ではあまり使い物になりません。

裏を返せば、電池とCPUの問題が解決すればもうすぐ実現できるということで、これはリモートワークと非常に相性がいいんですよね。
それなりの演算能力を持ったパソコンが電源につながった状態で使えると考えると電力消費はあまり気にする必要はありません。また、個人の場所が違うことによって入力と出力が完全に分けて考えることができ、出力側で翻訳した結果を固定で出力することが出来ます。
周りのざわめきを気にする必要もなく演算を抑えることができるうえ、潤沢なCPUと潤沢な電力でパワーで殴ることができるリモートワークはとても翻訳に向いています。

僕の予想では、5年以内にPCを使った自動翻訳会議システムは出てくるんじゃないかと思います。なので、仕事のためだけに英語を勉強するのは無駄になるかもしれませんね。
今の若い子は英語は必須だとか言っていますが、コロナのせいでリアルで対面することが少なくなっている現状、もしかしたら勉強なんてしなくても良くなるかもしれません。

世界中の誰とでもかんたんに気軽に会話できる世界はとても楽しそうですよね。外国語の壁で他国と仕事ができないとかなくなれば、世界が広がりそうです。そんな未来に思いを馳せつつ、僕は一生懸命英語を勉強する毎日を贈ろうと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
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