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当たり前から始めてみよう - ブレイクセルフ

こんにちは、佐藤@読書好きプログラマーです!
「無駄な知識など存在しない」をモットーに雑多に学んでここで吐き出しています。

さて、今日は「当たり前を当たり前にできる人は強い」という話をしようと思います。

先日、以下の本を読みました。

この本は「1分で話せ」の著者が書かれた本で、色々努力はしているけどいまいち結果が出ないと悩んでいる人に次のステップへ進むために後押しをしてくれる内容になっています。
Amazonの本の説明文にも以下の記載があります。

大量にインプットしながら、モヤモヤすることは多くなっているのではないか・・・。

この説明を読んでまさに僕のための本ではないかと思わず手にとってしまいました。
この本は今までの著者の人生を振り返りながら、過去の自分の行動を今の自分が分析し、自分が成長できた理由を説明する形の本です。読んでいると過去の自分と今の自分の対比をうまく使い、自説に説得力を高める手法はとても強力でテンションが上ります。

ただ、確かにテンションは上がるんですが、書いている内容はとても普通のことが淡々と書いてある印象をうけました。
表現がとてもうまいく心に響きますが、よくよく内容を考えると、「人に親切にしましょう」とか、「人を尊敬しましょう」とか、「怖がらずに行動しましょう」とか、とても普通です。
この本を読んでテンションが上がった結果としてやることはふつうのことなのかと落胆するかもしれませんが、そんなことはありません。きっと、ふつうのことふつうにやっている人は思ったよりも少ないんです

例えば、車のトップセールスマンになる必勝法があります。それは、今までの顧客に対して毎月はがきを出し続けることだそうです。毎月はがきを出し続けることで掴んだ顧客の信頼を掴み取れば、顧客が継続して購入してくれるばかりか、顧客が顧客を紹介してくれたりもします。
これは昔から言われている手法で様々な本で紹介されていますが、僕が知る限りこれを実践している人はいません。

これと同じように、人に無償で与える人が成功するという事例があります。詳しくは「GIVE & TAKE」という本に書いてあるんですが、ざっくりいうと人に与えられるとお返しをしたくなるので与え続けることは無駄じゃなく立派な戦略だという感じです。
じゃあ、人を無条件に助け続けることができるかっていうとこれがなかなか難しいんですよね。恥ずかしかったり、そんなめんどくさいことをしても意味ないって思ったりして出来ない人がほとんどです。

また、自分の努力や成果をアピールするのは格好悪いと思っていたりしませんか?
努力せずになんでもできれば格好いいですし、成果をアピールせずに評価されれるのは理想ですよね。けどそんな都合がいいことはありません。
努力や成果はきちんとアピールしないと知ってもらえませんし、知ってもらえないと評価されることはありません。なので、アピールしたほうがよいのは当たり前でふつうのことです。
しかし、現実にはやっている人は少ないどころか、アピールして成功している人に対してひがんでバカにしていたりする人もいます。やったほうがいいことをふつうにやっているだけなのにおかしな話ですよね。

きっとあなたもやったほうがいいと思いつつもやれていないふつうなことが身の回りに転がっているはずです。少なくとも私はありました。
きっと、こういったふつうなことの積み重ねが成功や幸せにつながるんでしょうね。僕も今日からふつうであたりまえのことをバカにすることなく積み重ねて生きていこうかと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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Twitter - 佐藤@読書好きプログラマー


「1分で話せ」や「GIVE & TAKE」については、以下のエントリーで僕なりにまとめているものも書いているのでよかったら読んでくれると嬉しいです!


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