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『イケメンレーダー』システムアップデートのお知らせ

 『イケメンレーダー』とは、

 ↑この日記を書いた頃あたりから、わたしの体に搭載されたシステムです。

 一体どこのどなたがデベロッパ(システム開発者)なのかは分からないのですが、非常に画期的なシステムです。

 いつの間にかわたしにダウンロードされ、しっかりとインストールされていました。

 なお、インストールの際、Yさんのみに作用するよう初期設定されたようです。

 デベロッパさんはフルオートで時々システムアップロードをしてくれているらしく、

 ↑お助けテレパシー機能がついたり、

 ↑なんと偶然の出会いをサポートする機能も追加されました。

 デベロッパさん、あなたは神か!?

 そんな『イケメンレーダー』がこの度またアップデートされたようです。

 今回のアップデート内容は、

 ●朝目覚めた時に、「その日Yさんと会えるか会えないか」についてピーン! とくる

 という機能追加です。

 朝、ベッドの上で目を開けた瞬間、「あ。今日はYさんと喋る用事が出来る日だわ。いつもよりベースメイクを丁寧に仕上げよう」という内容が頭に浮かぶのです。

 逆に、「あーあ。今日はYさんと会う用事が出来ない日だわ。しかも嫌な人(以前このnoteに書いたセクハラストーカー)が職場に押しかけてくる気がする。上司と二人で対応しないとね」と頭に浮かぶこともあります。

 しかも全て百発百中!

 後半のはあまり嬉しくないけれど、危険回避に大いに役立っています。

 ありがとうデベロッパさん!

 もし出来ましたら今後、

 ●Yさんがわたしをどう思っているか
 ●Yさんの恋人の有無
 ●Yさんの好みのタイプ

 といったことが分かる機能も次回以降のアップデートで是非追加していただきたいです!

 …が、たぶんデベロッパさんからも「そんなアホなことを言っていないで早くYさんにお手紙を書いたら?」と言われてしまいそうな気がします。

 ぐうの音も出ない正論!

 お手紙…。

 お手紙…。

 いや、書き始めてはいます。

 書き始めてはいるのですが…。

 ちょっとこの間また、キュンとする出来事が2つ起きたので、その分余計にお手紙を書き進めるのが照れ臭くなってしまったのですよ。

 一つ目の出来事は、仕事で改めてYさんの頼もしさを感じてキュンとしたこと。

 Yさんご本人は「自分、イケメンじゃないですよ」とおっしゃるのですが、わたしはYさんをやっぱりイケメンだと思いますよ。

 …それと、二つ目の出来事についてですが。

 これはもうシンプルです。

 わたしからYさんに書類を手渡そうとした時、わたしの手がうっかりYさんの手に思いっきり触れてしまったのです!

 なんかビビビッときました!

 もしわたしをスマホに例えるなら、心が超急速フル充電された感じです!

 「優しい人の手」という感じで安心感がありましたが、同時に、当たり前ですが「男の人の手」って感じでドキーーーッとしました!

 わたしは内心「わあラッキー! いや違う、どどどどどうしよう!? Yさんにボディータッチしちゃった!」とものすごく焦りました。

 すぐに「ごめんなさい」と謝ろうと思ってYさんの顔を見上げたら、Yさんが顔も耳も真っ赤にして過去イチのキラキラ笑顔になっていたので、わたしは思わずその表情に見惚れたまま、Yさんと喋り続けてしまったのですが…。

 やっぱり謝るべきでしたか?

 謝るべきでしたよね?

 あれから数日経ってしまったのですが、やっぱり今からでも「触ってごめんなさい」と謝罪のお手紙をしたためるべきでしょうか…?

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