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पहुँचना pahuncanā(送り届ける)【最近覚えたヒンディー語】no.11

【最近覚えたヒンディー語】は、文字通り、私が最近覚えたヒンディー語を紹介するコーナーです。(マガジンはこちら

今年中に100個覚えることを目指しております。今回で11個目です。

◇◇◇

今回私が覚えたヒンディー語は「पहुँचना pahuncanā」(パフンチャナー)です。

送り届ける」という意味の動詞(他動詞)です。


「aapka photo pahunchaiye」

先日、InstagramのDMで、高校生くらいのインド人の男の子から、かっこいいポーズを決めた彼の写真が送られてきました。

どうやらInstagramを始めたばかりのようです。「おすすめ」にあがってきたアカウントを手あたり次第フォローして、友達作りをしているんでしょう。

本来であればスルーしても良いのですが、ヒンディー語で話しかけてきたので、ちょっと面白いなと思い、とりあえず送られてきた写真に「👍」とリアクションを返してみました。

すると、彼から「aapka photo pahunchaiye」とメッセージが送られてきました。Google翻訳にかけてみたところ、「あなたの写真を送る」と翻訳されました。

なるほど、「aapka」は「あなたの」、「photo」はそのまま「写真」ですね。

そしてたしか、動詞の語尾の「na」の部分が「o」になると命令を表し、「iye」になると依頼を表すはずです。

ですので、Google翻訳では「あなたの写真を送る」と翻訳されましたが、実際には「あなたの写真を送ってください」という感じでしょう。

(もちろん、彼には「Nooo」と返事しておきました)

自動詞と他動詞

辞書で「पहुँचना pahuncanā」を引いてみると、自動詞と他動詞の2種類がありました。

自動詞の場合は、「到達する」という意味でした。英語の「reach」みたいな感じでしょうかね。

他動詞の場合は「送り届ける」という意味でした。こちらは、英語で言うところの「deliver」みたいな感じでしょう。今回私が遭遇(?)した用法は、こちらの他動詞の方ですね。

「送る」という意味の動詞が他にもあった

ちなみに、英語の「send」をGoogle翻訳にかけると、「पहुँचना pahuncanā」ではなくて、「भेजना bhejanā」という言葉が出てきます。

写真を送ってほしいなら、「send」的な意味のこちらの言葉を使ってもよかったのではと思うのですが、どうなんでしょう。「deliver」って、なんだか「本人が直接届けに行く」というニュアンスがありますよね。

今後、「भेजना bhejanā」を使って「写真送って」と言ってきた人がいたら、また報告したいと思います。

「iye」じゃなかった

ところで、記事を書いているうちに気づいたのですが、DMを送ってきた彼は「pahunchaiye」と表記していたんですけど、デーヴァナーガリー文字をローマ字に変換したら、本来「pahuncaie」になるはずなんですよね。

私は今まで動詞の語尾の「na」が「iye」になったら依頼を表す、と思っていたのですが、実際には「ie」だったみたいです。確かに、文法書を確認すると、デーヴァナーガリー文字で「इए  ie」と書いてあります。なんとなんと…

以前、ヒンディー語話者がローマ字でヒンディー語を表記する場合、「どのように発音するか」を優先して表記するので、厳密に「デーヴァナーガリー文字➝ローマ字」に変換した表記とは異なる場合がある、という記事をどこかで読んだ記憶があるのですが、このことだったんですね。

「cha」でもなかった!

よく見たら、厳密には「pahuncaie」となるところも、「pahunchaiye」になっています。たしかに、発音は「パフンチャイエ」なので、「ca」より「cha」の方がより伝わりますね。

ためしに、「aapka photo pahuncaie」をGoogle翻訳にかけたところ、次のような結果になりました。

あなたの写真を送ってくれ」です。ちゃんと依頼してる感じの翻訳になりました!うれしいですね~。

今回も大変勉強になりました。DMしてきた彼には感謝しないといけません。

◇◇◇

今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、また。



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