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自分をクズだと決めつけることで、楽をしていたことに気付いてしまった

つい最近の気づき。

実は4月から、心に関する、とある講座に参加している。

理由はここ最近、壮絶に自分を見失っていたこと。
おそらくそのせいで体調も崩しまくっていたこと。
(ついでにそのせいで、noteを毎週書くと宣言したのを思いきりストップさせてしまっていた。)

そして、自分の軸をしっかりさせ、対話セラピーという自分がやっている心理セラピーを再開したいと思っていること。

単発ではない講座に参加するのは恐らく7年ぶりくらい?ものすごく久しぶり。講座のテーマはだいぶざっくりいうと「感情をうまく制御できるようになり、精神の状態をよくして、いいものを引き寄せていこう」といった感じ。

その中で、LINEである時こんな質問をした。

「疲れていると感情の制御が付きにくくなります。返事をするのがやっとぐらい精神状態の時、ちょっとしたことで、返事で感情をぶつけたりしてしまいます。特に夫に対して。どうしたらいいでしょうか」

すると帰ってきた答え。要約すると

「どんな状態でもそれをすると覚悟するのみです。厳しい言い方ですが」

実際にはもっと愛のある長文だったんですが、省略。

質問した時からなんとなくそんな感じの返ってくる気がしていたので予想の範囲内だったんだけど、心の中に苛立ちが湧くのを感じた。

苛立ちが湧くとき、その理由をじっくり見つめていると新たな発見があることがある。特に今回みたいに愛から言ってくれているのが分かっているのに苛立つ場合。それでもう少し心の中を深堀りしてみた。

その時の心の叫びがこれだった。

「そんなことわかってるけどできないんだよ!どうせ私は人間のクズだから」



子どもの頃から、キレる自分を何とかしたかった。


私は小学生の時から、感情を抑えるのが苦手で人前で爆発してしまい、そのあとで後悔するということを繰り返していた。

身近にすぐ怒る大人をみると「嫌だなあ、あんなふうにはなりたくない」と思っていたのに自分もすぐ同じようにキレてしまう。周りを見ても、私みたいに感情が制御できてない子はいなかった(と少なくとも当時は思っていた)その結果、私は「自分はダメだ」と思うようになっていた。

そして当時からダメな自分を何とかしたくて、いろんな本を読んで書いてある方法を試してみたり、色々試行錯誤したけど全然だめだった。詳細はあんまり思い出せないんだけど「感情的になる前に一呼吸を」っていうけど、「一呼吸を置くという発想が思いつく間もなく怒りが出てるんだよ!」とか。「今度こそ人前で怒らない」と決意してはやっぱり怒ってしまって落ち込んだりとか。

社会人になってもそれは変わらなくて、同期とか、仲の良かった上司にキレてしまったりして、そのたびに落ち込みまくってた。(それでもその会社でなんとかやっていけたのは、上司を含め周りの人たちが人間的に素晴らしい人たちだったのと、あと、客先などではどんなに理不尽に扱われようともなぜかキレずに済んだおかげ。多分、なんでかしらんがある程度親しくなった人の前でしかキレられないんだと思う)

その頃からかな「私はどんなに頑張っても感情が制御できない。周りの仲間には誰一人自分みたいに人前でキレている人はいない。きっと私は、社会不適合者、クズ人間なんだ」と思うようになった。

その後、潜在意識を扱う、NLP心理学とかキネシオロジーとかに出会って少しずつ改善されていくようになったんだけど。それでも完全には治っていなかった。

という過去の経緯があってのLINE。

その怒りは「今までさんざん努力もしたし、色々試したし、それでも治らねーんだよ!どうぜ私は人間のクズだから、意識したぐらいではなおんないんだよ」と叫んでいた。(心の中で)

もう一つ自分をクズだと思った理由

新聞などで、家庭内でのDVの話題などを見聞きするにつけ、暴力をふるう側への怒りをすごく感じていた。私の家庭はものすごく平和な家庭だったから完全に他人事ではあるんだけど。「そんなことをする奴はクズだ」と怒っていた。

(過酷な環境だったらこんなにキレるままではいられなかっただろうな。例えば怒ったら親に殴られるとか)

でもある時、「親しい人に感情をぶつけてしまう私も同類なんじゃないか」という考えが頭に浮かんだ。物理で殴るか感情で殴るかの違いだけで、やってることは一緒だよね。と。それで「やっぱり私はクズなんだ」と思った。


でも、クズと思うことこそ逃げだった


怒りが湧いて、涙がでて、そこで気づいた。

確かに私は子どものころさんざん色々努力したり試したりして失敗して「自分はクズだ」と思ったけど、それから10年以上たって、あのころとは比べ物にならないくらいいろんな方法を知っているし、これから知るチャンスもある。

その気になればまだまだ試せることはあるはず。それに、子どもの頃と比べたら感情の扱いは格段にマシになっている。

それなのに、「自分はクズだ」と自分自身を決めつけて「クズだから何をしても無駄」とこれ以上何かをすることを放棄するのは「逃げでしかない」と。

正確には、何とかそこに取り組もうとはしていたわけだけど「でも結局、私ってクズだからな~」と心の奥底で思いながらでは、いい成果を生まないと思う。

過去に出会った「自称・クズ男」に対して思っていたこと

あと思い出したのは、今の夫と出会う前に、付き合うでもなんでもない関係の男(セフレとか、遊ばれてたというのが近い?)のことを思い出してた。

自分のことをよく「男としてクズだから」と言っていた。「奥さんと別れたときに相手を守れなかったから」みたいなことを、細かい事情付きで説明され、内容自体には同情の余地ありなんだけど、現在の私含む女達への扱いを見聞きしていると「確かにクズだなあ」という感じだった。

その人とは奥さんがいる時代に知り合って、しばらく私が引っ越してていなくて、何年かして再会したときには奥さんとは別れてて、その時に私もうっかりはまってしまっていた。

でも奥さんがいたころは、その人一筋って感じで、決してクズな印象はなかった。その時思ったこと

「自分のことクズって決めてしまったほうが楽だったんだろうなあ。その方が現実と向き合わなくていいもんなあ。何とかしてあげられないかなあ(※最後のこれダメなヤツ!特に私みたいな恋愛超初心者が絶対思っちゃいけないやつ!)」

なんて偉そうなことを考えてたけど、完全に今の私と一緒だったな。


というわけで、「自分をクズ」と決めつけていた自分と決別し、改めて感情をうまく制御することに向き合います。講座からヒントを得てはじめたことなどがあるのでまたまた変化があったらここに書きますね。

講座が6/16までは続くので、今、特に集中的に取り組んでいます。

と、ここまで書いて投稿しようとしたら今募集中のテーマ「なりたい自分」に当てはまる記事だと思ったので付け加えます。

なりたい自分は、「感情を豊かに感じつつ、制御できる人になる」
これです。

それでは、ホニャラ~

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