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おすすめ選書番組3選

自分で選んだ本だけを読んでいると、思考が広がっていかない気がするので、なるべく他の人がおすすめする本を読むようにしています。

とはいっても、周りにはあまり本の話ができる人がいません。職場でも、なぜか同僚とは本の話にはならない…。

そこで私は、「本の目利き」達による音声配信番組を聴いて、自力では出会えなかったであろう本との出会いを楽しんでいます。

今日はその中からおすすめの番組を3つ、ご紹介します。

荒木博之のbook cafe

book cafeのマスターを務める荒木です。
書籍要約サービスを提供するフライヤーにてアドバイザー兼エバンジェリストを務めるとともに、「「自分の頭で考える読書」、「藁を手に旅に出よう」、「世界失敗製品図鑑」、「世界倒産図鑑」、「見るだけでわかる!ビジネス書図鑑」の執筆者でもあります。

このbook cafeは、マスターである私がビジネスパーソンにオススメしたい過去の名著から最新の書籍まで、その内容を紹介する場です。

番組トップページより

こちらはなんと、1年365日、毎日配信されています。
マスターの荒木さんは、非常に知的好奇心旺盛なかたのようで、紹介される本のジャンルも、ビジネス、アート、哲学、文学、絵本などなど、非常に多岐にわたります。少し前に絵本の回で紹介されていたこちらが、個人的には新鮮な出会いでした。

早朝に更新されるので、朝の身支度をしながら聴いています。


真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜

夜眠りにつく前の“聴く読書会”。講談社のバタやんこと川端里恵がおすすめの本や心に響くフレーズをご紹介します。

番組トップページより

週1回前後、夜に配信されます。ホストのバタやんさんは講談社の人事部にお勤めだそうです。それが関係しているのか、本の紹介の仕方が上手くて、つい読みたくなってしまいます。夜に聴くにはちょうど良い、リラックス感のある声で、聴いている途中で寝落ちしてしまうリスナーも結構いるとか。

取り扱う作品は、小説やエッセイなどの文芸が多めです。こういうジャンルの本を読む機会が少ない人は、聴いてみると新しい発見があると思います。逆に、ビジネス書、自己啓発などのノンフィクション系を探している人には刺さらないかもしれないです。

私はこの番組が好き過ぎて、バックナンバーを数日で全て聴いてしまいました。

3月15日配信の、「真珠とダイヤモンド」の紹介コメントに興味をそそられ、早速買って読んでみたところ、当たりでした。バブル期の狂乱ぶりを、ジェットコースターに乗って追体験できるようなストーリー展開で、面白くてあっという間に読んでしまった。装丁も素敵ですよね。

自分が面白いと思った本をどう紹介すれば興味を持ってもらえるか、を勉強するのにも役立つ番組です。VoicyとSpotifyでも聴けます。


NTT Group BIBLIOTHECA -THE WEEKEND LIBRARY

週末にオープンする図書館へようこそ!本を通して未来へのヒントを探します
この番組は週末にオープンする図書館。館長は著作家・パブリックスピーカーの山口周、そして司書は長濱ねるが務めます。
ここには、よりよい社会や生き方のためのヒントが詰まったあらゆる本が所蔵されていて、その中から毎回テーマに沿って、日常の中で考えたり、前向きになるきっかけになる本を紹介します。
図書館の膨大なCD・LPコレクションから他ではめったに聴くことのできないレア音源を特別に試聴するコーナー「RARE COLLECTION」様々なアーティストやクリエイター「がおすすめの本を紹介してくれる「BOOK SHARING」のコーナーも。

番組ホームページより

最近見つけた、山口周さんと長濱ねるさんが司会のラジオ番組。毎週土曜の15時から放送しています。どうやら2022年4月から放送を開始しているようです。もっと前に知っておきたかった…。

過去放送の概要一覧には、紹介された本の詳細が掲載されているので、それを見るだけでも、面白そうな本に出会えます。山口周さんだけあって、紹介される本はアートとか教養の匂いがするものが多い気がします。長濱ねるさんの、ほんわかしているのに洞察力のあるコメントも好きです。

ラジオならではの、合間に挿入される音楽も楽しめます。私はこれをradikoのタイムフリーで、週末に掃除をしながら聴いています。

こういう番組を聴いていると、面白そうな本との出会いが増えるのですが、その分積読も増えるのが目下の悩みです…。

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