本のこと。…絵本編
さて。今回は私の好きな本や、印象に残ってる本に思いを巡らせます𓂃◌𓈒𓐍
昔から本の虫。毎日毎日読んでいた。ワクワクした。楽しくてたまらなかった。自分の心が動く瞬間。気に入った絵の絵本はすぐ手に取った。内容じゃない。絵なのです。全て自分の感覚に正直に、本を選んでいた。難しいことは考えない。ただ、心がきゅんと動く、それだけを指標に。
昔から沢山絵本を読んでもらっていた。そのおかげだろうか、小学生時代はどっぷり本の魅力に浸かっていた。
「りちゃんはいっつもどしーーっと座ってっごど」
だって腰が重いんだもん。それにゆっくり本が読めるもん。一石二鳥☆*°きらん
まあ動く時は動くよ?かくれんぼも好きだし、バレーボールも好きだし、自転車乗るのだって好き。ドッチボールは嫌いだったけど。
でもね、目の前に読みたい本があるんだもん、読まない選択をどうしてしなきゃいけないの?
とまあ、おしりに根っこが生えそうな子供だった(今も変わっていない)。
幼稚園のころ近くに図書室ができた。たくさんの棚に所狭しと並ぶ本。そこから選んだ、私の始まりの1冊。
多分この笑顔に惹かれたんだと思う。幼稚園時代なんてもう20年近く前だから覚えてないけど、私だもんきっとそう。
たしかこのニッコニコの女の子がお買い物に行くんだけど(タイトルで想像つくね)、道中の街の様子の絵が好きで。家とか家とか家とか。私もこの子と一緒にその町にいてキョロキョロ周りのお家を観察してる感じ。昔から物件が好きなのね、今気づいた。
絵本もね、こういう街の様子が細かく描かれていると細かいところまでしっかり観察しちゃうんだよねえ、昔から。それがなんとも楽しくて。
正直、ストーリーはあんまり覚えてない。この絵が好きだったとか、ここのここがこういう気分になる、とか。そういうのばっかり思い出す。
林明子さんの絵が昔好きで他にもたくさん読んでたな。代表的なのがこちら。
特に砂丘が印象に残ってる。女の子のお洋服の色合いも、ぱきっとしててすき。
他にも
きょうはなんのひ?
次はどこだろう?その次は?
と目をキラキラさせワクワクしながら何回も読んだ本。久しぶりにまた読んでみたいわん。
それから忘れちゃいけないのがバムとケロシリーズ。母も私も好きで全冊読んでる。今年のカレンダーバムケロだもん。それくらい好き。
いやんかわいい。見るたび可愛い。ずっと可愛い。絵本にはマイページごとに、わかるかな?トランクに入ってるちっちゃこい犬がいるの、その子がいつも隠れてるんだよ。ヤメピっていうんだけどね、この子がいい仕事してくれるのよ。マイページマイページ、このヤメピを探すのが楽しくって、おまけにおじぎちゃん(右下の穴からひょっこりはんしてる三本頭のかわい子ちゃん)付きだともっとアガる。
どうしよう。キリがない。記憶を探せば探すほど思い出の絵本達が、久しぶりだねって話しかけてくるよ。こんなに素晴らしい絵本に出会えた幼少期に感謝。
良くも悪くも幼少期の出来事って大人になってからもずっと、居座っているものだからね。
最後に大好きな大好きな1冊。
昔からずっと安房直子さんの作品が大好き。安房さんは児童書の方が多いのかな?私の児童書史に安房直子さんの作品は欠かせないのだ。(これはまた次回)
幻想的なピンク色。
幻想的なストーリー。
絵とお話が最高にマッチしててずっとずっと心に残ってる。私の好きが詰まってる。何度でも見たい。感じたい。絵本の1つ。
これからもたくさん心を揺さぶる絵本に出会えますように。
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