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香りと呼吸のお話

ハーブ&アロマサークル第7回目。
お昼の部はJさん、Aさん、夜の部はFさんに参加して頂きました。
呼吸と香りの講座と、マインドフルネス瞑想についておしゃべりもしました。
私は1日5分だけアプリの瞑想や「4:7:8の呼吸」をしていますが、続けると心がニュートラルになれて気持ち良いです。
クラフトはドライラベンダーのディフューザーを作りました。3名とも香り(精油)のチョイスが異なり、それぞれのオリジナルの香りが部屋に広がって癒やされました。
講座の一部をこちらでもシェアします。ご興味のある方は是非🎶

香りと呼吸のお話

肩や胸だけて行いがちな浅い呼吸は、酸素を十分に取り込めず、胸郭の広がりが小さくなり、肩こりや代謝の低下、自律神経の乱れなどが起こりやすくなります。
対して腹部での深い呼吸は、副交感神経を優位にしてリラックスし気持ちを安定させます。
一日数回、腹式呼吸を取り入れて意識して深い呼吸を行いましょう。

深い呼吸(腹式呼吸)のメリット

〇気持ちが整う
深くゆっくりと吐く呼吸は、副交感神経が優位になるため、神経が落ち着いてリラックスします。

〇免疫力低下を防ぐ
浅い呼吸はストレスを生みやすい呼吸です。強いストレスを受けるとストレスホルモンのコルチゾールが分泌され、分泌され続けると免疫力が低下します。深くゆったり呼吸することで、ストレスを軽減し免疫力低下を防ぎます。

〇血流がよくなる
副交感神経が優位になると、血管が拡張します。腹式呼吸を行うことで血管が拡張し、血流がよくなることで身体の隅々まで栄養や酸素を行き渡らせることが出来ます。

〇内臓マッサージになる
腹式呼吸で腹部の動きが大きくなると、横隔膜が上下して周囲の内臓器官を刺激します。身体の内側からマッサージすることで内臓機能が活性化します。

〇姿勢を美しくする
腹圧を使って行う腹式呼吸は、背筋を伸ばした状態でないと正しく行えません。腹式呼吸を正しく行うと自然に胸郭が開き猫背が解消させます。

腹式呼吸の例
【4:7:8の呼吸法】
①口から息を吐く(お腹がへこんでいる状態)
②4つ数えながら息を吸う(お腹が膨らむ)
③7つ数えながら息を止める(お腹が膨らんだ状態をキープ)
④8つ数えながら息を吐く(再びお腹がへこむ)
➄4:7:8を繰り返す

呼吸に香りを取り入れてみましょう

香りの情報は快不快の感情を司る脳の大脳辺縁系へダイレクトに届けられます。
その後、身体の生体機能をコントロールしている視床下部へ伝わり、自律神経の機能を調節します。
精油の香りを効果的に取り入れて、不安を和らげたり心を鎮めてリラックスしましょう。

・フランキンセンス
古くから瞑想に使われてきた精油で、深い呼吸を促し気持ちを徐々に落ち着かせてくれます。

・サンダルウッド
インドでは古くから宗教儀式や瞑想に使われてきました。深い鎮静効果があり、精神を明瞭にし、心身を落ち着かせてくれます。

・ジュニパーベリー
 浄化作用があり、ネガティブな感情を一掃してくれます。

・ネロリ
 過敏で不安定になりやすい人に安心や落ち着きをもたらしてくれます。

・ベチバー
 根から抽出させるベチバーは、しっかりと地に立つような安定感をもたらしてくれます。

・ラベンダー
 鎮静作用があり、不安や悲しみを優しく洗い流してくれます。

・ローズ
 穏やかな強壮作用があり、怒り、不安、恐怖などを鎮めて癒す作用があります。

※香りの好みは人により様々です。
 自分の心地よいと感じる香りを選びましょう。

最後まで読んで下さりありがとうございました♪