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本と映画と。

本が好きだ。
これは胸を張って言えること。
時間があったら、いくらでも読んでいたい。
割と何でも読む。
雑食。
その中でも一番好きなのは、江戸の長屋暮らしの話のような人情が感じられる小説。
これらの話ののなかには、自分の脚でしっかりと立ち、地に足のついた生活をしているおかみさんたちがたくさん出てくる。
仕立て屋さんだったり、古着屋さんだったり。
自分の仕事を持ちながら、夫を助け子どもを育て、ときには隣近所のお世話までしている。

私は割と早く結婚して、出産した。
22歳。
まだまだひよっこで、覚悟も何もなかったように思う。
スーパーウーマンのようにちゃきちゃき働き子育てをしている長屋のおかみさんたちの姿に、とても憧れていたのだと思う。
お母さん歴16年になって、少しだけおかみさんたちに近付けたかな?
子どもたちにとって、いつでもドンと構えていられるようになりたいものです。
今も図書館で本を選ぶとき1冊は江戸の町が題材になってるものが入っている。

好きな作家

高校生の時に親友と呼べる人と出逢った。
彼女とは性格も好きなものも全く違う。
それでもなんだがウマが合って、いつの間にか大切な友人になった。
お互いに本がとても好きで、しょっちゅう図書室に入り浸ったていた。
その時に彼女から、
これ面白かったよ😌
と渡されたのが山田詠美さんの姫君。

読み始めたらグイグイ引き込まれて、あっという間に読了。
その後は図書室にあった、山田詠美さんの本を全て読み尽くし、古本屋で買い占めていった。

思春期の少し不安定な感情に訴えるなにかがあったのでしょう。
山田詠美さんの本は、20代半ばまで本当によく読みんだ。
PAY DAY!のときにはサイン会にも訪れた。
エッセイにあるような破天荒な様子は全く感じられず、素敵なお姉様だった。
握手してもらった手がとっても柔らかかったことがとても印象に残っている。
この人のどこから、あの話たちが産まれてくるんだろう、ととても不思議だった。

ブームが時々訪れる。
東野圭吾さん
宮部みゆきさん
御宿かわせみシリーズ
このあたりは電車通勤していた頃にブームだった。
畠中恵さん
あさのあつこさん
浅井まかてさん
のブームもあった。

最近は
神様の御用人シリーズ
京都伏見 甘味帳シリーズ

夫と子供たちも一緒に読んでいる
澤田瞳子さん
あたりがブームだ。

お風呂に入っても本を読んでいる。
いや、日中は時間が取れなくてお風呂が唯一の読書タイムになっている。
そんな感じだから、1冊読むスピードがかなり落ちたが、読まないという選択肢はない。

というのも、一時期なかなか読めなかった時期があった。
読まないとなんだか調子が出ない。
その時に本を読んでいるときは没頭できるから、リセットタイムになっていたということに気がついた。
それ以来、本を読む時間はなんとか確保するようにしている。

さて、今日は何を読もうか。

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