父親への想い

父親は怖い人でした 
大嫌いでした
大人の私は大好きで大嫌いになりました
父がお正月 私が死にたいと叫んだら黙ってました
明日行くからと車で遠路飛ばして来てくれました
食事しながらこんなにも歳取ったのか…と目もろくに合わせない私が食べれない肉をどんどん食えと、皿に入れる父。
帰り際、杖をつく私の姿を悲しそうに見つめる父。慣れない字でまりあへ。とその辺の紙に書かれたボ-ルペンの文字。裏には、父より。
と3万円挟んでくれた、昭和の昔気質の不器用な父がくれたそのお金は使えないなと思います。
時々、寂しくなると…その文字を見ては泣いてしまう私がいるのを、死ぬまで父親が知ることはないでしょう。
私はもっと父と素直に甘えたかったんだ。
今更な。……。接し方がお互い分からない親子。
父も同じ気持ちなんだなと伝わってる。
ありがとうお父さん。。。
大好きだよ。本当は。

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