未来の描き方

1.自分の”思い”を深掘りする重要性①

はじめまして!

東京の生命保険、損害保険の代理店でコンサルタントをしているほんたつです。

このたび、初めてブログ投稿します。
「ブログ書いてみようかな~」となんとなくは以前から思っていたものの、明確な動機がない僕は、ずーーっと着手することを先延ばしにしてきました。

今までアナログに仕事をしてきて、Web周りの知識が皆無に等しいこともあり、この一歩を踏み出すのにかなりの時間を要してしまいました。。w

では、そんな僕がなぜブログを始めようと思ったのか?

目的は2つあります。

1つめは、会社の理念やマーケティングを考えていくにあたり、人が持つ思いや気持ち、考え方をしっかりと言語化するプロセスで、自分の志なるものもアウトプットして整理したいと思ったためです。

2つめは、その情報が、ご縁あってこのブログを目にされる方の人生や仕事の糧になるのではないかと思うからです。

どのくらいの頻度で書き上げられるかはわかりませんが、少しでも有益な情報を配信していければと思います。

数字は後から付いてくる?

さて、今回会社の経営理念という大きなテーマを整理する役割を与えられたことが、このブログを書き始めるきっかけとなりました。

「理念なんて綺麗ごとだし、別に自分には関係ないでしょ?」

そんな声が漏れ聞こえてきそうです。
そうなんです。確かに、理念をそう捉えている方は多いかもしれません。


でもそう感じているのだとすれば、それは経営TOPが理念の重要性を理解しきれていないがゆえに、いわゆる”スローガン”にとどまってしまっているのかもしれませんね。

仏掘って魂入れず。

そんな状態であれば、せっかくの事業も、社会に対して及ぼす影響度合いは減衰してしまうのではないでしょうか?

このことを考えるに至ったきっかけは、社内のミーティングでの会話でした。
現在弊社は、10人に満たない従業員で事業を進めております。

社長以下、コンサルタントが独自の人脈でセミナー開催の話を引っ張ってきていました。ただし、その一つ一つが個別対応しているだけのような感覚がありました。

「それって、うちのやる意味とか文脈ってなんなんですかね?」

言葉にできない違和感を発したところから、議論がスタート。
行き着いたのが、「我々が何を目指しているのか?」ということでした。

一人一人のコンサルタントが個別で対応しているのであれば、ミーティングで話を共有する必要もなければ、仲間が集まってきている意味もない。
それじゃ他の代理店と何も変わらない。
会社の目指す理想像って違うよね、と。

我々が、セミナーでも、お客様の前でも、友達にも、「なぜ今の会社で仕事をしているのか?」を深いレベルで、共通言語を持って話せたらすごいよね!
そのようなきっかけから理念を再度深く議論し直そうという話に至ったのです。

では、理念とは一体なんなのか?

それは、その企業が「世の中に存在する理由・ストーリー」と言い換えられるかと思います。
・その事業を通じてどのような世の中を作りたいのか?
・社会にどのような貢献をしたいのか?
・どのような社会背景に問題意識を持っているのか?
・どのような解決策を提供するのか?
・そのためにどのような姿勢で在り続けるのか?

これらを社員全員が納得できるレベルで思いを共有できているかで、事業の熱の帯び方は変わってくることでしょう。
もしそうなれたら、結果は後から付いてくる。そんな気がしています。

なぜなら、その理念が会社の文化・風土を作り、共感した人がおのずとジョインして拡大していく。結果として、ファンが増えていくからです。

多くの企業が、目の前の単年の目標数値や成果に心を囚われがちですが、優先順位は理念の再考と浸透にあるのではないかと思うにいたりました。

個人の理念が人生を充実させる

そして大事なことは、理念は会社に限らず個人にも重要だということ。
もし、あなたがプライベートでも仕事でも、何かうまくいっていないと感じるのだとすれば、それはあなたの理念、すなわちあなたが「どのような人間として、どのような思いを持ち、どのように生きようとするのか?」を明確にできていないからなのかもしれません。

それを紡ぎ出すには、自分の気質や価値観も把握できていなければならない。

SNSが普及し、うわべのブランディングが横行するこの時代だからこそ、「あなたは何者なのか?」を自分の言葉で話せる必要性が高まって来ているように感じます。

そして、目の前の人が本当に心から想って話しているのか、それは不思議と言霊として伝わるものです。

とはいえ、自分を理解するのはとかく難しいもの。
次回は、その具体的な方法について触れたいと思います。





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