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ブラックダイヤモンドは本当に黒いのか?そして品質や価値はどうなのか?

ブラックダイヤモンドの奥深い輝きと謎


ブラックダイヤモンドは、その名の通り、不思議な魅力を持つ宝石ですよね。ボクも取引する会社によっては結構扱いました。

確かにブラックダイヤモンドという響きと実際の見た目は格好いいです。

では、実際にはどれほど黒いのでしょうか?そして、その品質や価値、謎めく魅力について書いていこうと思います。

ブラックダイヤモンドの色の真実

ブラックダイヤモンドは、名前から想像する通り深い黒色を持つ宝石ですが、実は真っ黒ではありません。

実際には微細な内包物や不純物が多く含まれているため、暗いグレーや暗緑色の色合いを帯びています。

これによって、光を吸収する性質があり光が反射されずに吸収されるために暗い外観が生まれるのです。

ブラックダイヤモンドの品質と価値

ブラックダイヤモンドの品質は、他のダイヤモンドと同様に、4C(カラット、カラー、クラリティ、カット)で評価されます。

ただし、カラットやカットよりも、クラリティ(内包物の少なさ)とカラー(色の均一さ)が重要です。

内包物が多い場合や色が不均一な場合、ブラックダイヤモンドの価値は低くなります。

また、他の要素と同様に、カラット数が大きいほど価値が上がります。

正直な所、貴金属業界ではあまり評価されていないダイヤモンドではあります。黒くなる要因はカーボンが内包物として存在している訳ですし、ダイヤモンドが炭素の結晶という事を思い出させてくれます。

ただ、若い世代では人気のあるダイヤモンドの色になり、いわゆるシルバージュエリーなどの影響と、実際の価格も相まって比較的低価格な商品に扱われる事が多いです。

ブラックダイヤモンドの魅力

ブラックダイヤモンドは、その深い色合いとユニークな外観から、幻想的で謎めく魅力を持っています。

この宝石は、他のカラーダイヤモンドと比べて希少であり、その独特の外観から、モダンでエレガントなジュエリーのデザインに多く使用されています。

よくある使われ方としては、テーブル面を上向きではなく尖っている部分を上にセットし、カットされた面を使う事でした。キラキラしたカット面がとても綺麗でアンティークジュエリーのように見えました。

また有名人やセレブリティたちの間でも人気が高まっており、ファッショナブルな存在として注目を集めています。

ブラックダイヤモンドの謎と美しさ

ブラックダイヤモンドは、その名前に反して、微妙な色合いと深い輝きを持つ魅力的な宝石です。

品質や価値は、内包物の少なさと色の均一さに大きく影響されます。

一般のダイヤモンドと同様に、その謎に包まれた美しさと珍しさが、愛される理由の一つと言えますね(^^)

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