１８金の手入れはどうするのか？
地金のお手入れってあまり知られていません
ボクが運営するネットショップでは基本的にプラチナで指輪を製作していますが、実は１８金でも製作しています。理由は甲丸屋、平打ち屋、ピアス屋さん、金のうんこショップという各店舗では１８金も製作していますし、我が家の仕事は指輪にかぎらず宝石屋だからです。
よく聞かれるのが手入れの方法。プラチナの場合は色の変色も少なく小さなキズが入るので新品仕上げをするくらいしか手入れできないんですが、１８金のやっかいな所は、暗く変色するというところです。
分かりやすいのは古い１０円玉のような色です。新しい１０円玉は明るい銅色です１８金も同じで使っていると暗く変色してしまいます。では、１８金の手入れはどうすれば良いのか？
１８金の簡単な手入れの方法
購入して１〜２年程度になると自分では気づかないくらいの変色度合いです。だから、そんなに気にするほどではないんですが、そんな場合はコップに指輪を入れて中性洗剤に数時間付けておくだけで綺麗になります。何となく明るく綺麗になっている感じです。
実はこの変色は金属の酸化で暗く変色しています。簡単に言えば「サビ」です。１８金は錆びるんです。それを洗剤だと軽く落とす事が出来るんです。
しかし、エメラルドには絶対にこの行為は行わないでください。エメラルドはオイル処理が行われているので、それが抜けてエメラルドも変色してしまいます。
とはいえ、それではまたすぐに変色するし長持ちしません。
金みがきクロスが便利です
金みがきクロスというのがあります。これがかなり効果的に便利です。これ業界の人も使っています。ただこのクロスを使って地金部分を磨くだけです。宝石部分は宝石がキズ付くのでやめておくようにしましょう。
簡単にいえば、物凄く細かい研磨剤を含んだ布なので、サビを落とす事が出来るのでこれだけで凄く綺麗になります。使い終わると布は真っ黒になります。
あとは洗剤を付けて落ちた細かい粒子を指で洗い流すだけでピカピカです。
プラチナみがきクロスもあります
先ほどAmazonを見ていたらプラチナみがきもあるようです。プラチナに関してはメガネ拭きで十分な気がします。
他にも色々あります。基本的には夜ケースにしまう時にこういったクロスで拭くだけでも充分手入れ出来ています。ボクは綺麗な指輪が好きなのでしょっちゅう磨いています。
普通のメガネ拭きで拭くだけですし、スマホやタブレットも一緒に拭いているので凄く綺麗です。
１８金もプラチナもキズが付いてクロスだけではどうしようもない時には新品仕上げをするのが１番良いと思いますよ。
ボクの運営するネットショップでも扱っていますが綺麗になります。
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