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ジェンダーレス時代の婚約指輪の人気デザイン

ここ数年ですが特にジェンダーレスやノンバイナリーの考え方が世界中で広がり、伝統的なジェンダーの枠組みにとらわれない多様性が受け入れられるようになってきました。

こういった社会の変化に伴って婚約指輪のデザインも多様化し、ジェンダーレス時代にふさわしい人気のデザインが増えています。

今日はジェンダーレス時代にふさわしい婚約指輪の人気デザインについて考書こうと思います。相変わらず途中で脱線気味になるのはご容赦ください。。。

ダイヤモンドを用いたシンプルなデザイン

伝統的に、婚約指輪にはダイヤモンドが使用されることが一般的でした。

しかし、ジェンダーレスな婚約指輪では、シンプルなデザインの中にダイヤモンドを用いることが人気となっています。

例えば、シングルストーンのダイヤモンドをシンプルな金属のリングにセットするデザインがあります。

ダイヤモンド自体の大きさよりも、シンプルなリングとのバランスや、ダイヤモンドの品質を重視することで、ジェンダーレスなデザインを表現しています。

男性の婚約指輪でもあるのですが、ダイヤモンドでもカラーダイヤモンドを使用するパターンが多いです。特に指定の多いダイヤモンドでは「ブラックダイヤモンド」が非常に多いです。

恐らくシルバーアクセサリーの影響が多いと思います。ブラックダイヤモンドは男女問わず人気がありますし、ユニセックスなデザインにとても似合う宝石なので、ジェンダーレスの指輪にも使いやすいのではないでしょうか。

この指輪は以前そういったお客様の要望で製作した指輪です。男性でしたがとても格好良く、元々はパートナーへのプレゼントで製作されました。

が、出来て実際に見て格好良かったという事で自分用にして他のデザインの指輪をパートナーへプレゼントしていました(^^)

カラーストーンを使用したデザイン

ダイヤモンド以外のカラーストーンを使用した婚約指輪のデザインも、ジェンダーレスな婚約指輪の人気デザインの一つです。

例えば、サファイアやエメラルド、ルビーなどのカラーストーンを使用したデザインがあります。

これにより、ダイヤモンドだけでなく異なるカラーのストーンを使用することで、より多様性や個性を表現することができます。

また、カラーストーンを使用することで、婚約指輪のデザインに遊び心やカラフルさを加えることが出来て、ジェンダーレスなデザインをより一層際立たせることができます。

変わった宝石としてアレキサンドライトのメレダイヤサイズと言った細かいサイズの石を上の指輪のように留めたり1石だけ留めたりする事でオリジナリティが出る指輪を作る事が出来ますね。

モダンでシンプルなデザイン

ジェンダーレスな婚約指輪のデザインは、モダンでシンプルなデザインが人気です。

伝統的なデザインに縛られず、シンプルな形状やデザインに重点を置くことで、性別を超えた普遍的な美しさを表現しています。

例えば、ストレートな線やシンプルな曲線を組み合わせたデザインや、幾何学的な形状を取り入れたデザインなどがあります。

これにより、より多くの人々が自分らしい婚約指輪を選ぶ事ができ、ジェンダーレスな考え方を体現する事ができます。

上記の運営しているネットショップは甲丸リングと平打ちリングと言って結婚指輪の1番シンプルで人気のあるデザインです。別途ダイヤモンドの埋め込みなどといったカスタマイズも出来るデザインなのでオリジナリティは出しやすいですね。

エンゲージメントリングとウェディングバンドの一体デザイン

ジェンダーレスな婚約指輪のデザインでは、エンゲージメントリングとウェディングバンドを一体化させたデザインが人気です。日本風にいえば、婚約指輪と結婚指輪の重ね付けといった感じでしょうか。

従来の婚約指輪と結婚指輪は別々に選ぶことが一般的でしたが、ジェンダーレスな婚約指輪では、一つのリングに両方の要素を組み込んだデザインが増えています。

例えば、リングの一部にダイヤモンドやカラーストーンをあしらったり、リングの形状を変えたりすることで、婚約指輪と結婚指輪を一つのデザインに融合させ、ジェンダーレスな指輪を作ることができます。

エタニティリングをジェンダーレスのカラーであるレインボーカラーに変更したり、自分の好きなカラーに変更すると言ったカスタマイズも行った事があります。

それはもう価格の問題ではなくポリシーの問題に近いイメージでした。

パーソナライズされたデザイン

ジェンダーレスな婚約指輪の人気デザインの一つに、パーソナライズされたデザインがあり、カップル自身の好みや個性を反映させた婚約指輪が人気となっています。

例えば、自分の誕生石や好きな色を取り入れたデザインや、自分の指の形に合ったカスタムサイズのリングなどがあります。

また、リングの内側にメッセージや名前を刻んだり、特別なシンボルをあしらったりすることで、愛する人との絆を象徴するデザインを作る事が出来ます。

特別なシンボルというのは刻印を文字ではなく、画像のような物をレーザー刻印機で彫るといった事が多いです。ボクの友人は航空会社に勤めており飛行機を指輪の内側にレーザー刻印機で彫りました。

ネットショップを運営していても最近は、個々の個性や愛の形を尊重したジェンダーレスな婚約指輪が増えている事も感じます。

まとめ

ジェンダーレス時代の婚約指輪の人気デザインには、自己表現や個性を重視したデザイン、持続可能な素材を使用したデザイン、ミックスメタルのデザイン、自然をイメージしたデザインなどがあります。

従来のジェンダーにとらわれず、自分自身やパートナーの好みや個性を尊重し、環境や社会への配慮を持ちながら、特別な絆を象徴する婚約指輪を選ぶ人々が増えています。

ジェンダーレスな婚約指輪は、多様性と包括性を尊重する現代の価値観を反映しており個性的で持続可能なデザインが注目を集めています。

自分自身やパートナーの希望に合ったデザインを選ぶ事で、より一層特別な結婚の準備を楽しむ事が出来ると思います(^^)

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