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神よ憐みたまえ

今回書いていくこと

お久しぶりの投稿になります。なきおと申します。改めましてよろしくお願いいたします。

今回は、小池真理子さんの「神よ憐みたまえ」という作品について書いていきたいと思います。

購入理由

小池真理子さんの存在は「無花果の森」という作品にて知りました。

夫の暴力に耐え切れなくなった新谷泉は、家を飛び出した。というのがこの作品の最大のポイントである。

それだけなのに、何故か面白い。文章も読みやすい。

というのが読後の感想でした。

なので、他作品も読んでみたいと思い、購入。

あらすじ

昭和38年11月、三井三池炭鉱の大爆発と国鉄の多重衝突という二つの事故が同日に発生。「魔の土曜日」と言われたその同じ夜、12歳の百々子の両親は何者かに惨殺された。何不自由ない家庭に生まれ育ち、母ゆずりの美貌と音楽の才能を併せ持つ、未来を約束された少女を襲った悲劇。事件は拭いされない悪夢として胸のうちに巣食い、不運の連鎖が彼女の運命を揺るがしていく――。10年の歳月を費やし、一人の女性の数奇な生涯を描破した、著者畢生の大河小説。

感想

「神よ憐みたまえ」では、一人の女性の壮絶な人生を描いた作品である。

この作品も「無花果の森」と同様に内容自体はシンプルと言いますか、割と他の作品でも描かれているような感じではあります。

ですが、小池真理子さんの作品は壮大さがあって、先ほども書きましたが文章がとにかくよい。

読んでいてどの文章が重要で、そうでないのかが分かりやすい。だから750ページを超える今作でもスラスラ読めました。

最後に

最後まで見ていただきありがとうございます。

次の投稿がいつになるかは未定ですが、また。

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