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なぜエシカルノーマルを立ち上げたか②

前回「なぜエシカルノーマルを立ちあげたか①」から2ヶ月半経ってしまいました。

すぐに書こうと思ってたんですが、この間に2回骨折したりコロナになったり同じマンガを3冊買って(ノーエシカル)妻にブチ切れられたりエシカルノーマルの仲間からすごく傷つくことを言われたり2時間考えたエイプリルフールネタがSNSで全くバズらなかったりして精神が崩壊していました。


しかしそんな中でもエシカルノーマルのモニター募集が殺到したりプレスリリース出したり新聞などのメディアに取り上げられたり資金調達の目途が立ったりとエシカルノーマル自体は順調に歩み始めていています。

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そこに課題があるか


さて、では「なぜエシカルノーマルを立ち上げたか」の続きと、「今現在はこんな感じ」ということを書きたいと思います。

もともと(株)Snailtrackで「ローカル×ソーシャル=ローシャルビジネス」ばかり立ち上げてきた僕にとって、事業を立ち上げる時の思考の順番は常に「そこに市場があるか(儲かるか)」よりも「そこに課題があるか」でした。

現在のハウスクリーニング業界が人体や動物、環境にめちゃくちゃ悪い洗剤・薬剤のオンパレードだと知ってから、「これは間違いなく解決すべき課題」だと自身の中でカテゴライズされ、

そこから「自分たちになにができるか」を考えだし、1年ちょいかけて「洗剤を使わない」もしくは「人健康影響・環境負荷0の洗剤のみ」でプロとしてピカピカにする、という手法を仲間たちと確立しました。

企業秘密もあるのですが一例で言うと・・

●レンジフードのゴテゴテ油はヒートガンで油を溶かしてから洗う

●強烈な水垢は超音波スケーラーで分解してから流す

などなど。

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洗剤に関しても「界面活性剤で汚れを包み込んで外に移動させる」はエシカルではないという価値観で、バイオ洗剤メーカーとの共同開発で微生物の力で汚れを分解するオリジナルのバイオ洗剤を作ったりもしました。

(巷のエコ洗剤の大半は「ちょっとエコな成分が入っている」程度のモノ。お気を付けください)

もちろん劇薬を使う方が安く手っ取り早く汚れが落ちますが、一度現状を知ってしまうと

「家をキレイにするためにはその外の世界のことはどうでもいい」

という価値観には戻れません。



誰の為に


また、「誰がこのサービスを必要としているか」についても徹底的にヒアリングし、主に以下の人たちにとって確実に必要なサービスであると確信しました。

・エシカル消費やサステナブルな生活を心がけている人

・アトピーや喘息、化学物質過敏症などアレルギー体質の人

・家に小さい子ども、高齢者、ペットなどケミカルに敏感な家族がいる人

企業では

・病院や高齢者施設、また環境意識の高い企業

・不動産会社や住宅メーカーなどロングライフの観点や住環境のクオリティを自社の差別化にうたいたい企業

・子育て関連の商品・サービスを展開する企業


などなど。


ありがたいことに企業に関してはすでに何社か提携・コラボのお話をいただいています。



また不定期でエシカルノーマルの想いや進捗を報告したいと思います。

それまで忘れないでね。

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※エシカルノーマルのモニター募集中!

SDGs時代のハウスクリーニングを体験されたい方は個別にメッセージください。

サービス提供エリアは今のところ大阪、大分、徳島です。

honkawa@ethical-normal.com

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