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ホルモン天と食べれるレバー

近ごろ、「食」への知識に貪欲になったのでは?と思う。

美味しいものを食べるとレシピが気になるし、
名前の知らないメニュー名は必ず検索。
私はお酒が大好き。居酒屋のカウンターによく座るのだが、なんとなぁく視界の隅に料理人がいて、手際をみてしまう。
予想より提供時間が速いとちょっとオペレーションがきになったりもする(笑)

そんな私が、先日焼き鳥屋で
うなってしまった食べ物があった。

美味しすぎて完食直前に慌てて写真に撮った。

ホルモン天。

聞き覚えのない天ぷら!
メニューを見て、好奇心がうずいて注文。
ホルモン 天ぷら で検索すると、
広島のB級グルメとしてヒットした。
全く知らなかった………!!!

どうやって作れるの?
揚げちゃって、縮んだり溶けたりしないのか…?
と思ったが、想像以上の美味しさだった。

カリっとサクッと香ばしい衣、
ふわふわのホルモンの脂…!
ジューシーな甘みがトロトロ広がる…!!
これは、また是非食べたい!
他のお店にもあれば頼んでみよう〜。

もう一つ、同じお店で美味しかったのがこの一品。

つやっつやのコーティング…!

白レバー。

私はレバーが苦手だ。
一度食べて臭いがダメで、それきり月日が流れても食わず嫌いのまま。

でもよく考えると、
もともとホルモンも苦手だった。

好んで食べるようになったのは大学生時代。お好み焼き屋でのアルバイトで、賄いで食べたホルモンうどんが美味しすぎたから。パリパリの皮目と脂の旨みの虜に(^-^)

だから「レバーは食べられない」宣言をした際、「本当に美味しいレバーに出会ってないだけだよ。」と言われたときには、妙に納得してしまった。

それ以来、機会があればレバーを注文してみる。
食べれるようにはなったものの、なかなか「美味しい」と思うレバーには出会えていない。

このお店にあったのは「白レバー」。 
白レバーってなんじゃ。
全然見た目は白くないぞ!?
普通のレバーと違うのか。
そういう時は、検索するのみ。
ありがたや、文明文明。

レバーは肝臓のことで、食用とされているのは牛、豚、鶏のものです。そのうえで白レバーとは、白っぽい鶏のレバーのことです。この白い色は脂肪からくるもので、多くついているほど白っぽくなります。つまり、鶏の脂肪肝を指しています。この白さである脂肪量に決められた基準はありません。白レバーは脂がのっていることから、高級食材で知られるフォアグラに味が似ているといわれています。白っぽい見た目で臭みが少なく、ムースのようなふわっとした食感となめらかな舌触りでコクがある味わいが特徴です。

白レバーとは?レバーとの違いやおすすめレシピ(DELISH KITCHEN)

なるほど。臭みが少ない、
つまりレバー初心者向け!

食べてみると…美味しい。
なにより食べやすい!
あと、確かにフォアグラに似てるわねぇ〜
…と言えるほどセレブではないのが残念だ!
きっとフォアグラもこんな味なのだろう。
だとしたら一生白レバーでもいい(笑)

レバーそのものというより、タレが美味しいから?
でも、食感もいい。たしかに滑らかさがある。最近焼肉で食べたレバーは、焼きすぎてパサパサだったなぁ、と思い出す。

貧血気味でね、という話になる度
「レバーとかほうれん草を食べなさい」
と言われることも思い出した。
私はほうれん草からしか解決法がないのか〜と
ちょっとだけ損をした気分になることは、もうない。

何気ない普通の焼き鳥屋で
一歩踏み出した食事をした気分。
このわざわざ話すほどでもない幸福を
黒霧ボールを呑んで味わい尽くす。

こういう時間が、たまらなく好きだ。

生きている限り、食べる旅は続く(*´꒳`*)
私はできるだけ長く…、
いや。最期まで、お肉を喰らってたいなぁ~。

(読んでいただきありがとうございました!!)

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