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【初心者向け】クリーマ商品が売れる価格帯はこの値段

EC運営者さんお疲れ様です。

ECベテランのますくんです。

今回は少し初心者向けにはなりますが、クリーマで商品が売れやすい価格帯をずばり「集客の観点」からお話します。

クリーマに出品したのはいいけれどアクセスは来ない、商品はポツポツしか売れない…。

そんな方のためにクリーマで商品が売れる価格帯をずばりお教えします。


商品によって売れる価格帯は違うんじゃ?

クリーマで商品が売れる価格帯をずばり言いますが、商品によって売れる価格帯はバラバラです。

当たり前の話ですが、高額商品の価格帯は高くなりますし、低価格の商品が売れる価格帯は安価になります。

クリーマには実に様々な商品が売られているため、一概にこの値段です!のようには私も言えません。


「売れる」ではなく「見つかりやすい」を考えて決める

商品の種類やジャンルによって売れる価格帯は変わりますので、ここでは「売れる価格帯」を「見つかりやすい価格帯にする」のように考えて下さい。

クリーマに訪れたユーザーに見つかりやすい商品は当たり前ですが売れやすくなります。

ですから、見つかりやすい価格=売れる価格になるのです。


1,080円を999円に値下げせよ

これはあくまでも例えですが、もし1,080円の商品がなかなか売れず値下げを考えていた場合どちらの値下げが見つかりやすい価格かわかりますか?

1、1,080円→950円
2、1,080円→999円

1の方が値引き額が多いのでユーザーに見つけてもらいやすいように思うかもしれません。

しかし、やはり少しでも多く利益を確保していただきたい上に、「場合によっては2の方が見つかりやすい事がある」のです。

2の方が利益率がいいのに1よりも見つかりやすいケースがあるのです。

その理由は、クリーマの「価格で絞り込む機能」です。


価格絞り込み機能を知ろう

まず下記の画像をご覧下さい。

赤枠の機能はクリーマの検索絞り込み機能の1つの、「価格絞り込み機能」です。

これは下限金額、上限金額を絞り込む事ができる機能です。

例えば1,000円~2,000円の間の価格帯の商品だけを一覧で表示できるようになります。

この機能を使えば1,000円未満の価格帯の商品は表示されないですし、2,001円以上の商品も表示されなくなるので予算が決まっているユーザーには便利な機能です。


上限金額で絞り込んだユーザーの心理を知ろう

それではこの価格絞り込み機能の中で上限金額を設定したユーザーはどんな商品が見たいのでしょうか?

上限金額を1,000円に設定したユーザーは、1,000円以内の価格帯の商品を見たいのです。

先程の、

1、950円に値下げ
2、999円に値下げ

これでしたらどちらの商品が見つかりやすいでしょうか?

安い方が見つかりやすいに決まっている!!

そう思うかもしれませんが、それが違うケースもあるのです。

上限金額を1,000円に設定したユーザーは予算が1,000円です。

1,000円を超える商品は買えません。

ですが逆に考えてみたらどうでしょうか?

●1,000円以内のできるだけ良い商品を買いたい

こういった考え方もできますよね。

1,000円以上は払いたくないけど1,000円以内でできるだけ良質で高級感のある商品を探している可能性が高いのです。

このクリーマの価格絞り込み機能を「価格の高い順」にさらに絞り込んだ場合、1,000円以内の価格が高い順番に表示されます。

1,000円の商品から順番に999円、998円、997円…のように表示されるのです。

それでは先程の、

1、950円
2、999円

これはこの場所どちらが先に表示されるでしょうか?

答えは2です。

この価格絞り込み機能で上限金額を設定したユーザーの心理は「予算内で良い商品」を見たい場合があるので必ずしも安い方が先に見つかりやすいわけではないのです。

ですから、売れる価格は950円ではなく999円になります。

もちろんこれはケースバイケースです。

安い方が見つかりやすいケースももちろんあります。

ですが、上限金額を設定したユーザーの心理を考えてみれば先程のような順序で商品を検索しているユーザーもいるはずです。

しかも999円の方が950円に比べて利益率は高い。

出品者には嬉しい大きなメリットもあるのです。


1,000円ピッタリにした方がいいんじゃないの?

それでは最後に1,000円以内の上限金額を設定した場合、1番最初に表示されるのは999円ではなく1,000円なのでその方が見つかりやすいんじゃないの?って思うかもしれません。

ですが、ここはあえて999円の方が売れる価格って言わせていただきます。

その理由はこれまた人間の購買心理です。



わかりやすいのがドンキホーテですが、ドンキホーテは価格の末尾が~99円のものが多いです。

あれば○○円台で買えるからお買い得!のようなお得感を演出するためにそうしています。

ワンコインメニューなども同じです。

先程の例で言えば1,000円、999円では999円の方が1,000円台に乗っていないのでお買い得に感じるのです。

桁が1つ違っているのは印象が大きく変わってきます。

ですから、確かに先程の話で言えば999円より1,000円の方が見つかりやすいかもしれませんが、売れる価格の観点から言えば999円。

900円台の中でも最も最初に表示されて最も利益が確保できる価格、それが999円です。

これは1つの考え方なので一概には言い切れません。

しかし、先程の上限金額を設定したユーザーの心理は一理ありますよね。

1,080円の商品を全然売れないから950円にしよう…。

のようにみすみす49円を失うくらいなら1,000以内で良い商品が欲しいユーザーに見つかりやすい(売れる)999円にしてみてはいかがでしょうか?


私はこういった観点でクリーマで売れる方法や集客する方法をnoteで書いています。

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