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映画を観たり本を読んだりした後、すぐにスマホを開き、SNS上にある誰かの感想をみてしまう。…
*本記事では性的な内容を含みます 伏見憲明の『変態(クィア)入門』読了。本の中では、セクシ…
ホン・ソンスの『ヘイトをとめるレッスン』を読んだ。本では、ヘイトが表現の自由を密接に関わ…
クィア・スタディーズ97‘の冒頭文が最高で何度も読み返した。「ゲイのことはゲイにしかわから…
自称クィア、自称ADHD、自称HSP、今や自称の世の中。定義が定着しないまま言葉を無責任に使え…
鈴木涼美の芥川賞候補となった第二作目。Elleのポッドキャストから鈴木涼美の思想や価値観に触…
都会を毛嫌いするのにその一部に紛れ込むーー。人混みの中にいる自分を少し遠くから見ると、大量生産された人間の一人であることに気づく。さらに上から覗くと、人間に差はない。 なるべく自己という「内」に向き合おうと思っても、いつの間にか「外」に向かってしまう。事物の真偽は、「自然」とそれに相反する「都会」なのだ。 だが、不思議なことに人間は矛盾した生き物であり、都会に嫌悪感を抱くものでさえも、孤独を恐れる。結局は都会の奴隷となり、内に向かう暇なく外の事物を求めてしまう。 混沌と
自然は現実を受け入れながら生きる。 一方で、人間は在るようで反映に過ぎない。 時たま人混…