見出し画像

過去世の断片~ドラゴンヘッド、小惑星セドナと神聖娼婦~

自分が何者か知りたくて、
必死にもがいていた頃。
過去世とか前世を知る方法を
調べていた時期がありました。


過去世が今の私に影響しているとしたら
過去の記憶の断片に触れてみたい。


人生の壁にぶちあたった時、
自分のルーツをさかのぼったり
過去世について興味をもつ人も
少なくないと思います。



私が学生時代によく観ていたのが
「オーラの泉」
世代が出てしまいますね。笑

当時はスピリチュアルがなんなのか
よく分かっていませんでしたが
江原さんや美輪さんの話に惹かれるものがあり
大好きな番組でした。


見えない世界があるんだな
魂って生まれ変わるんだな

そんなことだけは理解できました。

オーラの泉の放映は2005年~09年。
スピリチュアルブームの火付け役となった
この番組が放映されていた頃のトランジットは

冥王星 射手座期(宇宙の法則について奥まで光が照らされる)
海王星 水瓶座期(曖昧なものにメスが入る)
天王星 魚座期 (スピリチュアルの改革)

海王星と天王星はミーチュアルレセプション。
海王星と天王星のエネルギーが際立つ時期でもあったのですね。

番組が木星蠍座期にスタートしているのも興味深いです。

⁑ドラゴンヘッドとドラゴンテイル


過去世のこと以外にも、
自分自身のことをもっと知りたい。
その時に出会った占星術。

夢中になって学んでいくうちに確信したんです。
“星は私の知りたいことを知っている”
って。


まず知ったとき心から震えたのが
ドラゴンヘッドとドラゴンテイル。

この本も震えました。


⁑サビアンシンボル


そして、サビアンシンボル

サビアンシンボルは、1920年代のアメリカで生まれたもので
直居あきら先生と松村潔先生が日本に持ち込みました。

有名なのはこちらの書籍ですが、プレミア価格になってますね。
私は図書館で借りました。


占星術の講座を受ける前、ネットで重宝したのは
すたくろさんのサイト。
情報がぎっしり詰まっています。


愛用の書籍は、何度もおすすめしている
海部舞式サビアンシンボル事典


360の度数一つひとつにシンボルが当てはめられているのですが、
自分の天体の度数に合ったシンボルを見ると
「なんかすごく分かる」という印象がほとんどでした。


例えば、私の太陽は山羊座の4度。
サビアンシンボルは数え度数で見ますので、
5度です。

山羊座5度のサビアンシンボルは
「カヌーを漕ぎ、出陣の踊りを踊っているインディアン」


まんま、仕事でこれやってるわw と。
仕事で新規施設の開設を任されたり
施設の立て直しに携わることが多かったのですが、

下がったモチベーションを奮い立たせ、
組織全体の士気を高めるような存在として
立ち振る舞っていました。


さらに、ドラゴンテイルと太陽が合なので
こういうこと、さらっと出来てしまう。
ドラゴンテイルは、過去でもさんざんやってきたことをあらわします。


もうひとつ、インディアンのシンボルが入っているのが
牡牛座キロンの24度
「髪を剃り、てっぺんでひと房にした、馬にまたがるインディアン」

間違いなく、なにかと戦っていた。
戦い、破れ、なにか大切なものを守り切れなかった。


立場上、民衆や家族の願いや思いを
切り捨てるような、残忍な行為もたくさんしてきたように思います。

感情に流されることなく、条件や状況に
有利になる方を選択しなければならなかった。


シンボルが重複していたり、強調されているシンボルは
過去世と関係があると言われていますが、
私もかつてインディアンしたのかもしれません。

そして、面白いのが、夫が大学でインディアンの研究をしていたという。笑
インディアンの生き方や精神を、卒業論文のテーマにしたそうです。
偶然にしてはかなりコアすぎますね。


⁑月のサビアンシンボルと小惑星セドナ



極めつけは、やはり月。
サビアンシンボルは
牡牛座7度「サマリアの女」

そこに小惑星セドナがバチっと合。

もう、このストーリーにはお手上げでした。

保育園時代、人魚姫のビデオを
何度も繰り返し観ていたのを思い出して。

「好きな人と付き合っても別れがくるんだから
それなら初めから付き合わない方がいい」
なんて夢のない考えをしていた高校生時代も思い出して。


点と点がつながって
記憶の断片がつなぎ合わされるような感覚でした。


⁑神聖娼婦


そして。
鏡リュウジ先生の書籍で「神聖娼婦」というものを知ったとき、なぜかものすごく興味が沸いて、調べてみたんです。

神聖娼婦(あるいは神殿娼婦、聖婚とも)は宗教上の儀式として神聖な売春を行った者である。
その儀式を神聖売春または神殿売春という。
古代メソポタミアの巫女は、寄進を受けた者に神の活力を授けるために性交渉を行う風習があったとも言われる。
『ギルガメッシュ叙事詩』でもギルガメッシュの友エンキドゥの獣性を鎮めるために、娼婦を派遣して性交渉を行ったという伝説がある。
また、古代メソポタミアのイシュタルや古代ギリシアのアフロディーテ、北欧神話のフレイヤなど、多くの神話では愛と美を司る女神は性に奔放な姿で描かれているのも、こうした神殿娼婦の影響によるものと考えられている。
古代ギリシアの歴史家ヘロドトスは古代メソポタミアにおいて神殿売春が行われていたと初めて言及した人物である[3]。

wikipediaより引用

ギリシャやローマでは、神聖娼婦という制度があって
神殿に仕える女性が参拝に来た男性に
女神の代理人として身体を開いていたそう。

神聖娼婦は社会的地位が高く
「処女」と呼ばれていました。

つまり、古代において、
「処女」とは性的に無垢というわけではなく
男性に依存しない女性という意味なんです。

こんな興味深い記事も見つけました。


月のサビアンシンボル、セドナの伝説、
そして神聖娼婦。


なぜだか他人事とは思えなくて、
かつてこんな経験をしてきたのかもしれないな、と。

神聖娼婦は位が高かったかもしれませんが、
もっと泥臭い人生を生きてきたこともあったように思います。

人をだまして、だまされ、
自分の心と社会の目から逃げるように
生きていたのかもしれないな、と。

この部分は、8ハウスのリリスに
受け継がれている気がします。


⁑過去世を知った後


とりとめのない話になってしまいました。

過去の記憶の断片を拾い集めて
これからの未来をもっと自由に生きようとしている。

そのための占星術との出会いだったんだな、と。
今ではよく分かります。


表面上の解釈だと、かなりゲスいし、
ウッとなるような拒否反応もある。

でも、今の自分に少なからず共鳴する部分がある。
心が反応するって、そういうことなんだと思います。

過去世が知りたいと思っている人は
ネイタルの天体の一つひとつをじっくり眺めてみると良いです。
そして、サビアンシンボルも絡めてみる。

小惑星が個人天体に影響していたら
小惑星を調べてみると分かることもたくさんあります。

パズルのピースが見つかるかもしれません。

そしてどんな解釈に出会ったとしても、
良い悪いという二択で捉えないこと。


シンプルに言えば、
知って、あーそうなんだ、と受け止めて
味わっておしまいです。

現実を創るのは過去世ではなくて
私自身に他なりません。


私は、これまでの魂の経験を社会の光に変えようと信じて進んでいきます。

★キロンについてはこちらにも記載しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?