お好きなカップでよきひと時を、「喫茶落人」
遡ること3年前、高校時代の友人とバスに揺られてたどり着いたのは、
あたり一面真っ白な世界。岐阜県にある、合掌造り集落で有名な地といえばそう、白川郷。
1995年、ユネスコの世界遺産に登録されたこの地に立ち並ぶ、
大小百棟あまりある合掌造りと、それらが織りなす雪景色はとても美しいのです。(夏にもいつか行ってみたい)
そんな場所で見つけた、これまた素敵な合掌造りの喫茶店が「喫茶 落人(おちうど)」です。(※2022年2月13日現在、臨時休業中とのこと)
3年も経ってから、こうして記録に残すだなんて思いもしなかっただろうな…
というわけで、外装の写真は撮っておらずなのですが、Google mapには外装も料理の写真も載っているので、覗いてみてください👀
暖簾をくぐった先にあるのは店内……………ではなく、階段です。
そう、このお店は地下にあるんです。
理由を聞いたわけではないですが、個人的に想像してみたところ、冬の寒さが厳しいからかなと思ったりしていました。地下だと隙間風もないので、囲炉裏の炎で空間があたためやすそう。
外が寒かったからでしょうか、囲炉裏のぽわ~んとしたあたたかさと、
間接照明の控えめな光に、木造のぬくもり感が引き立てられます。
グラスの水の反射光もまたよい。。
と、そんな話をしていたところで、お待ちかねの。
写真では撮ることのできない湯気が、光に照らされていて、輝いている…….食欲をそそります…….
お皿がまたかわいい。お腹が空いていたのもあって、ぺろりと平らげてしまったのを今でも覚えています。
冬季の食後にはあたたかいものが飲みたくなりますよね。私が選んだのは、ホットゆず。こちら、一つ印象的だったことがありまして。
カップとソーサーは、自分で選ぶことができたんです。
入り口付近のカウンターに、大きさ、素材、形、厚み、模様の様々なカップが並んでいて、自分の好みに合わせて選ぶことができました。
この時の私は、「植物が好き」「ゆずと色合いがよさそう」と思ってこのカップにしていた気がします。笑
3年前で、今はコロナもあって、いろいろ状況は変わっているかもしれませんが。いち旅の記録として、ここに。
あなたもぜひ、お好きなカップとよきひとときを。
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