おかげさまで

お寺の坊主に雑巾を絞られるように、汗が抜け出す灼熱の暑さが恋しく、各地で氾濫が発生、皆さまのご無事と安全をお祈りしております。

先日まで干ばつだといっていたのに、いつの間にか氾濫だと目まぐるしく日々が過ぎていきます。オリンピックもいつの間にか、閉会式を迎え、まもなくパラリンピックが始まろうとしています。

生中継を見るまもなくあっという間に終わってしまいましたが、オリンピックにまつわる新聞記事を読みながら余韻を楽しんでいます。

先日ポーランドの銀メダルリストが自分のメダルを競売にかけ、心臓手
術の子どもの手術費用を寄付するという記事がでていました。そして、それ
をまた地元の企業が落札し、そのメダルをまた選手に返却したという。
アスリートの心意気が人々や企業を動かし、、子どもたちの命を救う動きにつながり、まさにオリンピックの平和の輪を広がっているようなニュースで心温まる想いでした。その選手のコメントは「私にとってメダルは努力と信念、多くの課題に直面しながら追い求めた夢の象徴、メダルの真の価値は心の中に留まる」と己の極限を超えて、その瞬間その瞬間に最高のパフォーマンスを求め、さまざまな困難を乗り越えながら4年間、8年間の鍛錬続ける
姿こそ深く感動を覚える。

私たちも、1年に1回コメをつくり、芋をうえる。自然、気候、土、虫、様々な困難にぶつかりながらも何とか乗り越え、まもなくお米、薩摩芋の収穫を迎えようとしています。まもなく、秋の祭典、畑のアスリートが走り出す。
そんなわけで、おかげさまで今週も野菜をお届けできそうです。