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今一歩の、やさしさを

おはようございます、けさも早起きです。きょうもひきつづき、人間関係の要諦というか、それについてのべていきたいとおもいます。古い話ですが、オーティス・レディングという、天才的なR&Bの歌手がいて、その方の名曲に「Try a little tenderness」というのがあります。「彼女が疲れて困っている、ほらいつもの、毛羽だった疲れたドレスを着て。そんなときはほら、勇気を出して、ほんの少しでいいんだ、やさしさを発揮するときだよ」オーティスは歌います。

人間関係が膠着したり、みんなが皆、疲れてしまったとき、それを打開する、こころの扉を開くのは、ほんのすこしのやさしさではなかろうか、と、わたしは思います。そして、あのひとは白あのひとは黒、と、決めつけないこと。みながみな、認められたい・ひとより秀でていたい・愛されたいと願っている、切ない存在であること。それを認めることです。

あと、もうひとつ欠かせないのは、ユーモア。辛い日常も、仲間同士笑いを共有すれば、すくわれますから。これはわたしのつたない、サラリーマン生活から得られた、人間関係をよくする要です。おもえば、わたしの尊敬する、河合隼雄先生にせよ、西村公朝師にせよ、とても、あたたかなユーモアを持たれた方でした。そうやって、辛く苦しむ方々に寄り添って、またご自身もすくわれながら。

さて、今日の一冊を。

これはとてもいい本です。おすすめ。

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