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2020年よく聴いたアルバム

最近は「1曲だけ怖いくらい繰り返して聴く」みたいなことが増えてきてしまったのだけれど、アルバムTOP 10をみると夏の初めくらいにずっと聴いていた曲とかを思い出して懐かしく感じたので、私もまとめてみました。

10位 マリリンマンソンのHoly Wood
この中にあるFight Songは私の命の恩人と言っても過言ではなく、世界という外圧に私が負けそうになると必ず聴いて自分の内圧を高めている。
I'm not a slave to a God that doesn't exist.という歌詞を、私は「私は人々が盲信するものの奴隷じゃないんだ!」と拡大解釈して聴いている。

9位 ずとまよ
ずとまよは今年すごくたくさん聴きました。音と歌詞のリズムが気持ち良すぎて、すごい。
たぶん、もう一枚ランクインしてる。

8位 Ben BöhmerのBreathing
Christian Löfflerというトラックメーカーの方が好きなのですが、今年の1月、その人がクラブにDJにきていて、喜び勇んで一人でクラブに行き、はしゃいで恍惚としていたら、隣のお兄さんに「Anjunadeepってレーベルにいいアーティストいっぱいいるよ!」と教えてもらってハマったアーティストがこの人。気持ち良すぎる。ありがとう、最高のレーベルです。お兄さん。
そのお兄さんはこのDJ見るために名古屋からわざわざ東京に来たって言ってた。強い。

7位 ずとまよ
このアルバムの「ハゼ馳せる果てるまで」を最初に聴いたんだと思います。かなり衝撃的で、すぐApple Musicでアルバムを探しました。
昔はCD買わなきゃ聴けなかったからいい時代になったな、と思う反面、ストリーミングサービスから姿を消すと聴けなくなる危機感みたいなのもある。

6位 グレン・グールド
え?そんなに聴いたかな?と思うけど、なんとなくピアノ曲聴きたい……って時はだいたいこのアルバムを聴いている気がするので、それの積み重ねなのかもしれない。
グレン・グールドも友達にCDを貸してもらって知った。最初は録音に鼻歌が入ってしまっているのが面白くて聴いていたんだけど、CDを借りた日から10年近く経とうとする今も気に入って聴いている。むしろ、歳を取れば取るほど染み入るものがある。

5位 Tim HeckerのRavedeath, 1972
彼のアルバムの中で、一番好きだ。
最初に聴いた時、アイスランドの音がする……と思って、勝手に私がそう思っているだけかと思ったら、アイスランドの教会で録音したらしい。
私が勝手にアイスランドっぽい音と思っているのは、自然の脅威の前にブルっと震える感じのする音だ。Ben FrostやSigur ròsのような……。
アイスランドのアーティストはみんな轟音なのか?というとそんなことはなくて、もちろんムギソンみたいな皆んなが楽しめるアーティストもいる。

4位 Fickle Friends の You are someone else
Glueという曲の歌詞が可愛くてずっと聴いていた。アルバム全体がキラキラポップな感じで、初夏の頃に流しっぱなしにするには最適だった。
「だって、私たちの唇、ノリでくっつけたみたい。私、あなたのこと好きだと思う。好きだって思いたい気分」的な日本語だとちょっとふふって感じの歌詞がキラキラサウンドとあっていて良い。

3位 Renovatio Intelligency
ダークな感じのロシア語ポップ。
ロシアのトップチャート、こういうダークでキツイ感じのポップスやイカれちゃってる?っていうくらい明るいポップスが最高で、しばらくハマって聴いていた。今も定期的にチェックしている。
ウラジオストクに行った時、若者向けのレストランみたいなところに行った時にかかっていた曲も好きだったので、何かがツボなのかも。

2位 ÁsgeirのSátt
英語版のアルバムもリリースされていたけれど、なんとなくアイスランド語版の方が私にはしっくりくる。今は分からないのだけど、ちょっとズーズー弁っぽいアイスランド語は全体的にあまり音が尖っていなくて耳馴染みがいい。

1位 MAMAMOO先生のreality in BLACK
HIP打ち抜かれました。めっちゃカッコいいやないか、と思って、ずっと聴いてました。元気になりたい時はHIPというのが今年の完全なルーティンでしたね……。
アルバムで通して聴くと、HIPみたいな強い曲だけじゃなくて、I’m your fanみたいな可愛い曲もあってバランスいい感じ。

今年もいろいろ聴いていたんだなぁ……と思って驚きです。好きな曲が増えると、今まで好きだった曲と新しくハマってる曲とどっち聴こうって迷っちゃって幸せな悩みですね。

最後まで読んでくれてありがとう。