京都の雑貨ブランド「AIUEO」が 日本ならではのものづくりに挑戦
「旬・美・遊」では旬のおでかけ情報をはじめ、気になる新刊や新商品、見逃せない展覧会や伝統的なお祭といったご当地の話題など、さまざまなトピックをお届けします。(ひととき2020年8月号より)
京都の雑貨ブランド「AIUEO」が、明治24年(1891年)に創業した木版印刷の技術を持つ「竹笹堂」とタッグを組み、新たな取り組みをスタート。京都で培われてきた伝統工芸と〝かわいい〟デザインを掛け合わせることで、若い世代や海外に向けて、日本の伝統工芸の魅力を発信する。
1枚の木版和紙から生み出されるアイテムは、京うちわ、京扇子、グリーティングカード、御朱印帖、ポチ袋、ポストカードボックス、名刺サイズのカードボックスと豊富。また、木版和紙も販売しており、贈り物の包装やブックカバーなど、アイデア次第でさまざまな用途に使える。いずれも柄は全8種揃えている。
木版和紙は、一枚一枚、匠の技で刷られており、それぞれ違った表情が生まれるのも魅力。木版画のデザインをもとにした独特な味わいと、和紙のやさしい風合いを、手にとって楽しみたい。
京扇子は各5,720円(税込)。素材に白木を用いた骨組みは、あらかじめ香りをつけているため、あおぐとほのかに香る。
■AIUEO
公式HP https://hello-aiueo.com/kyoto_project/
オンラインショップなどで商品の購入可
出典:「ひととき」2020年8月号
※この記事の内容は雑誌発売時のもので、現在とは異なる場合があります。詳細はお出かけの際、現地にお確かめください。
最後までお読みいただきありがとうございます。いただいたサポートは、ウェブマガジン「ほんのひととき」の運営のために大切に使わせていただきます。