妊娠の憂鬱 仕事編


私の仕事はソフトウェアエンジニアの為、過度の集中力が要求される。平日に生産性の高い仕事を行う為には、休日に上手くストレス発散しなければ鬱状態になるが、以下理由で産休前は鬱状態だった。

1、出産に伴うストレス

 初めての出産にあたり、全てが不安だった。妊娠初期であれば、流産するかもしれないとか、その他色々。また妊娠に伴う身体の変化もストレスだった。妊婦ということをなるべく知られたくないというプライドもあった。仕事ではどんな時でも綺麗で仕事の出来る女性でいたいと思った。

2、女性の社会進出の概念がない、男社会の老害上司からのストレス


 子供を産むと出世出来ないと言われたり、育休の二週間前に新しい仕事を入れられたりした。他にも、まだ流産の可能性が高い妊娠初期に会社全体に告知すると言われたりした。その上司にいちいち腹を立てていた。

3、新居購入におけるストレス

本来土日は仕事以外に以下の対応で疲れた。

・希望の予算と場所が夫と合致せずストレス。
→夫の本音は義実家の隣で注文住宅。私は絶対に義両親の過干渉が夫婦喧嘩の原因となるという立場で反対。

・不動産屋との値下げ交渉によるストレス。
→土日に一人で複数の不動産屋を周り減額交渉。

・契約時のストレス
→不動産屋の契約書におかしな部分があり、不動産屋を呼び出して説明を求めるなど

・住宅ローン決定時のストレス
→固定金利か変動金利かでかなり夫と揉めた。色々調べたりする事がストレス。銀行にわざわざ行ったのもストレス。


振り返り

産休前の仕事は発狂寸前であった。辛かった。仕事中に涙が出てきたり、まるで人格が変わった様に終始イライラして自分をコントロール出来なかった。

家を購入していなければもう少し余裕があったかもしれない。でも購入したことは後悔していない。絶対に妥協できなかった。ただ、もう二度とこんな事は味わいたくない。

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