悪質なWebサービスを閉鎖に追い込む方法について考えてみたよ
はじめに
みんなは「Webサービス」という言葉を知っているかしら?
Webサービスとは、インターネット上でアクセスできるサービスのことで、様々なサービスが存在しているの。
身近な例だと、GoogleやYahoo!、Amazon、楽天、Twitter、Wikipedia……今あなたが見ているnoteもWebサービスに該当するわ。
Webサービスは、みんなの生活を豊かにしたり、幸せにしたり、便利にしてくれるの。
でも、中には悪質なWebサービスも存在しているのよ。
今回は、悪質なWebサービスを閉鎖に追い込む方法について紹介していくわ。
この記事を書いたきっかけ
もしも、みんなの名前と顔写真が、知らないうちにインターネット上に晒されて、知らない人たちが「好き」もしくは「嫌い」で投票していたとしたら、みんなはどう思う?
もしも、イタズラに「嫌い」という票を沢入れられて、嫌いな人が多い人物として晒されていたとしたら、みんなはどう思う?
私は嫌だと思うし、悪質だと思うの。
実は、この悪質なことをテーマにしたWebサービスが実在するのよ。
それが「好き嫌い.com」というWebサービスよ。
このWebサービスでは、有名人(有名では無い人も含む)を好きか嫌いかで投票をして、コメントで好き勝手言えちゃうサービスなの。
このサービスを閉鎖に追い込もうとする署名活動についてTwitterの相互さんが共有していたのだけれど、どうやら署名だけして国に提出しようとしているのよね。
これだけで閉鎖に出来るわけがないから、今回は悪質なWebサービスを閉鎖に追い込む方法を書いてみたわ。
紹介する方法は、あくまでも悪質なWebサービスを閉鎖に追い込む方法であって、好き嫌い.comを閉鎖に追い込む為の内容では無いから、そこだけは注意が必要よ。
あと悪用は禁止よ。私は責任持てないからね。
悪質なWebサービスの想定
今回は、以下の想定を満たすサービスをイメージしているよ。
・人間やキャラクターに対して匿名でレビューできるサービスである。
・誹謗中傷や名誉毀損、著作権侵害等が行われており、複数の被害者がいるものの、削除されていない。
・管理者は匿名であり、削除依頼で問い合わせても返事がない、あるいは断られてしまう。
・日本向けにサービスを提供しているが、サーバーにはCloudflareが使われている。
・Googleアドセンス広告で収益を得ている。
手順
1. 拠点の準備
他にも被害者がいるのだから、バラバラで行動するよりもまとまって動いた方がいいと思うわ。
まずは、人が集まることが出来るコミュニティ、当事者同士が連絡を取り合うことができる連絡手段、外部に情報を発信できる手段、資金調達する手段、署名活動手段を作るのよ。
【おすすめ】
コミュニティ:Discord
連絡手段 :Gmail ( メーリングリスト )
情報発信 :note、X(旧Twitter)
資金調達 :リーガルファンディング、paypal、銀行振込、Paypay、note
署名活動手段:change.org
【注意】
コミュニティの名前は、なるべくシンプルで記憶に残りやすく、気取っていないものがオススメよ。
名前で拒絶されては意味が無いから、コミュニティの名前は「○○の会」みたいなクソダサネームや横文字を並べた厨二ネームは絶対に避けなさい。
2. 被害者のリスト化
想定される被害者は大きく分けて3つに分かれるわ。
掲載されて誹謗中傷や名誉棄損された人
肖像権や著作権を侵害された人
Googleアドセンス広告を出稿している企業
名前、SNSのアカウント、メールアドレス、被害証拠のURLなどの情報をまとめるのよ。
スプレッドシートやエクセルにまとめると管理しやすいわ。
3. 閉鎖に向けた方針の決定
どのように閉鎖に追い込むかを考えるわ。
簡単なロードマップは下記のようになるわ。
協力者を増やす
被害を受けている人や閉鎖に向けた活動に賛同して協力してくれる人を集めるのよ。開示請求と配信差し止めを要求
サイト運営者を特定し、サイトが運営できないように停止させるのよ。サイト運営者を訴える
特定した運営者に二度と同じようなサイトを運営させないように訴えるのよ。新しい法律の必要性を主張する
同じことが繰り返されないように国を動かす。
4. 魚拓や記録、アーカイブに記録を残す
逃げられないように証拠を記録するのよ。
データを消されたら正気はなくなるから、警戒されて対策される前に証拠を記録する必要があるわ。
サーバーやドメインの情報の記録も忘れてはいけないわ。
5. 最初の情報を発信する
SNSやnoteで被害の実態を主張する情報を発信をして、コミュニティに協力者を集めるのよ。
6. 被害者を集める
人数がある程度集まったら、掲載されて誹謗中傷や名誉棄損された人に対して連絡を行い、共に戦う人を増やすのよ。
彼らは泣き寝入りになると考えていたはずだから、加入する人は少なく無いはずよ。
肖像権や著作権を侵害された人は気が付いていない可能性があるから、連絡をして協力を要請するのよ。
7. 弁護士を探す
人権問題に強い弁護士とインターネット問題に強い弁護士を探して仲間にするのよ。
弁護士がいないと戦いにすらならないわ。
8. 人権団体と野党議員を仲間にする
被害の実態から新しい法律の必要性を主張し、世論を変えるわよ。
人権団体はこういう活動が好きだから、協力してくれることが多いわ。
野党議員は与党議員とは違って自由に動きやすくて、アピールできることから協力してくれることが多いわ。
9. 被害者を集める2
Googleアドセンス広告を出稿している企業に協力を求めるのよ。
「あなたの企業が出稿していた広告が、こんなに悪いサービスで表示されていました。このまま類似したサービスの運営が続き、あなたの企業の広告が表示されることがあれば、あなたの企業のイメージが低下する可能性がありますよ。」
みたいなことを伝えて、協力を求めるのよ。
10. マスコミやまとめサイトに情報提供
被害の実態やコミュニティの活動進捗、8で協力を拒否した企業の情報を提供するのよ。
世論を更に味方に付けるのよ。
11. 検索サイトやSNSにブロッキング要請
人権を侵害する内容や違法な内容を含むサイトは、検索サイト側やSNS側に申請することでブロッキング(非表示やアクセス拒否)が出来たりするのよ。
アクセス数を減少させることで、被害を減らせるわ。
12. フィルタリングサービスや教育委員会、各小中学校へのフィルタリング要請
この手のサイトは、子供たちが利用していることが多くあるわ。
例えば「DOTCH?」や「Misskey」というサービスでは小中学生が学校のPCやタブレットから利用しているケースが多かった時期があったわ。
フィルタリングに指定されていないサービスは、子供たちによるSNSとして利用されて、無法地帯になりがちよ。
小中学生が無意識のうちに人権を侵害してしまわないように、フィルタリングを要請するのよ。
13. 開示請求と配信差し止めを要求
十分に仲間が集まったら、Cloudflareに戦いを挑むのよ。
過去にCloudflareは漫画村を庇うような行動や違法サイトを防ぐ為の法整備を妨害するような行動を取ってきているアメリカの企業だから、長期戦になることも考えられるわ。
十分な覚悟を持って挑みなさい。
14. 開示請求と配信差し止めを要求2
サイトの運営者の正体が分かったら、後は訴えてサイトの配信停止と情報の削除、今後類似したサービスの運営をしないことの約束、サイトで誹謗中傷や名誉棄損、著作権侵害、肖像権の侵害をしていた人の情報開示請求を行うのよ。
ここで開示された情報を使って、個別に対応する必要もあるわ。
15. 法律の成立を目指す
同じようなサービスが誕生して再び人が傷つけられることを防ぐ為に、野党議員や人権団体、世論と共に法整備を主張するのよ。
署名活動での署名は、野党の議員や人権団体、弁護士の方に協力してもらって記者会見を行い、直接渡すことがベストよ。
もし手順通りにやっても閉鎖できなかったときは……?
正直、諦めるしかないわね。
悪い手段を使っても良いなら方法はいくらでもあるけれど……。
今から紹介する方法は悪い手段だから、絶対にマネしないように。何があっても責任は取れないわ。
アドセンス狩り
広告で収益を得ているなら、収益源である広告を掲載できないようにすればいいのよ。詳しいやり方は書かないわ。アドブロックを使った状態でサービスを利用
みんなでアドブロックを使った状態でサービスに登録するのよ。
ひたすらサービスを使い倒してやりましょう?
サービスの運営側にかかる費用は増えるのに、広告収益が一切上がらない地獄の幕開けよ。逆SEO
検索サイトからの流入を減らす為に、逆SEO作戦よ。
流入数が減少すれば、サービスの利用者も減少させることができるわ。コミュニティ崩壊
ユーザーが投稿した後、他のユーザーが投稿するサービスなら、ユーザーの投稿を過剰なほどに増やして、コミュニティを崩壊させるのよ。
そうすればサービス利用者が減って、サービス閉鎖に近づくわ。海外で別用途として流行らせる
海外の掲示板にリンクを貼って、日本語以外の投稿が大量に増えれば、元々居た人たちはサービス利用を避けるようになるはずよ。デモ活動
サービス内の投稿を使って、大勢の人数でBAN覚悟のデモ活動をするのよ。
元々の利用者に疑惑の種が植えられたら、あとは自然崩壊を待つだけよ。
最後に
今回書いた内容は、あくまでも簡単な内容で、実際にはもっと難しいことをすることになるわ。
中途半端にならないように、確実に1歩1歩進んで行くことが重要よ。
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