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2019年後半+αのeスポーツ活動振り返り

おはこんばんちわ。
ご存知の方もそうじゃない方も、"ぜんら"こと大嶋です。

ついこの前も高知県のeスポーツ施設「eSPORTSSpace プリーズ」にて、一人の声の大きい蛮族(*1)とその他黙々と集中するプレイヤーたちの中、横で寝ていました。
相変わらずここに来ると妙な安心感があり、なぜか元気とインスピレーションの湧くパワースポット的な空間であります。

以下、以前からやらねばと思いつつできていなかった、これまでの簡単な振り返りと共に自己紹介となります。
また、うちの代表も同じくアウトプットしておりますので、こちらもご覧いただければ嬉しいです。
では、少々のお時間お付き合いくださいませ。

■"ぜんら"

この数ヶ月で自己紹介の機会もグンと増えましたが、毎回一瞬、頭がフリーズします。

2020年2月現在、26歳。愛媛県松山市内に住んでおります。
生まれは神戸、北区の山の中でゲームばかりやっていました。
全ての始まりは、3歳の頃に親戚から貰ったSFCとマリオワールド。
そして学童時代は公園にロックマンエグゼと通信ケーブルを持ち寄り、みんなで炎天下ガヤガヤと対戦する毎日。
あの頃への戻りたさ、きっと皆さんもありますよね。

電脳世界に思いを馳せる中、丁度世間で巻き起こったのはブロードバンド旋風。
ひょんなことからぜんら家にもPCが配備され、自分と周囲の大人の無知によりダイヤルアップ接続でのパケ死(*2)を経験します。

そんな中、オンラインゲーム、特にFPSに出会うこととなります。
そしてこれが一つの大きな転換点であるのは間違いないです。

Counter Strike

狂ったように遊びました。
そして、上級者によるオンラインの洗礼を浴びました。
これが私の原点です。長くなるので以降はまたの機会に。

プレイ歴は主であるPCゲームを15年ほど。かなりの雑食です。
CS1.6・UT99などに始まり、最近はQuake ChampionsとMortal Kombat 11が面白いなぁ...などと感じております。どこかズレてます。
以下、近年プレイした主要ゲーム羅列。
・Dota 2 1600時間
・Warframe 1500時間
・CS:GO 700時間: チーム運営をやっていた時期もあり。
・R6S 600時間: ほぼY1のみ。
・Payday 2 500時間
その他はこちらからどうぞ。

現在、先のeスポーツ施設"プリーズ"にて店舗スタッフではなく、イベントプロデュース・ディレクションから、現場でのトラブル対応・テレビ出演やらボスのケータイの機種変更まで、eスポーツ何でも屋状態で毎日楽しくお仕事頂戴している次第。感謝感激雨霰でございます。

以前は紆余曲折ありながら、ある時には同人レーベルで音楽制作に携わっていたり、またある時にはパソコン屋で商品問わずバリバリと、販売・契約・アフターフォロー、一人でなんでも屋状態でした。
2019年前半は香川県eスポーツ協会と、香川県のeスポーツ施設BOOKOFF ARENA立ち上げを行い、その後またもや紆余曲折ありながら今に至ります。

■ゲーマー、心の居場所

2019年、夏も過ぎ去る頃より高知でお仕事の機会を頂けるようになり、香川と高知を行き来するようになります。
高知ゲーマーの集会場、プリーズへ集う賑やかな面々との出会いもここからです。

既にここでは活気あるコミュニティが形成されており、特に格ゲー勢の賑やかさは清々しく新鮮なものでした。
「やっぱゲーマーはこれなんだなぁ」と妙に再認識した覚えも強くあります。

彼らからすれば、私は「突然プリーズに(割と頻繁に)現れて、妙なゲームをやってる馴れ馴れしいやつ」ぐらいに映っていたのではないかと思いますが、不思議とすんなり受け入れられたことも、ジャンル違えどやはりゲームという共通言語のおかげなのでしょう。
改めてそのパワーを思い知ることとなりました。すごい。

自身が格ゲーに疎いこともあり、彼らの輪に入ることは難しく、その光景も何がどう凄いプレイが出ているのかきちんとわかっていないのが事実ですが、それでもこの空間を共有して妙な安らぎを得ているのは間違いないです。
いつもありがとうございます。それに尽きます。

いいぞ。ここではもっともっと野次を飛ばせ( ◠‿◠ )

■親子にとってのゲーム

秋口には岡山のeスポーツ企業"アンカーズ株式会社"代表のマラさんの元で、当時住まいのあった香川県の離島、小豆島にてイベントを実施。
昨今の「ゲーム=反社コンテンツ」かのように煽る逆風も感じさせず、子供たちと親御さんの姿が多く印象に残るイベントでした。
イベントについてはマラさんの記事「真の地方ゲームイベントを終えて」をご覧ください。

香川県を取り巻く例のアレについては、いろいろと思うこともあります。
いろいろありますが、公園でのボール遊びすら取り上げられた子供たちから、これ以上遊びと学びの機会を奪わんでくれというのが本心です。
必要以上の規制は逆効果だと、老子(*3)も言っておる。

イベントの場で親御さんたちから、今時の家庭のリアルなゲーム事情を伺うことも多いですが、親御さんたちもゲームとどう付き合わせれば良いかわからず、不安だから極力させないようにする。
我々が子供の頃と違い、当たり前にゲーム機はインターネットに繋がり、IDだのパスワードだのも出てきて管理も発生する。
そんなことは誰かから教わる機会もないですし、多忙な現代人なかなか手もつけられない。
そんなケースが非常に多く、子供とは形こそ違えど、取り巻く大人も困り人なわけです。

一つ一つお答えしながら、お子さんにとってのメリットもお話しすると、おおよその方が前向きに捉えてくださります。
大層なスローガン掲げるのも別に悪いことではありませんが、今はまだ地に足つけた地道な活動が必要な時期であると思います。
それが一区切りを迎えた、eスポーツおじたちのやるべきことなんですわ。

■世界基準のeスポーツイベント

さてさて、楽しいお話もたくさんありました。
秋口には2019年の一大イベント、Rainbow Six: Siege Pro League Season 10 Finalsが愛知県で行われ、私も個人でNaVi(*4)の応援として現地へ。
世界有数のeスポーツ組織"ESL"主催による、世界基準のイベントが日本にドン!なわけです。こんなことこれまで滅多にありませんぜ!

先の通りR6SはY1の知識・経験しかほぼほぼなく、プロシーンもメタもノーリサーチで会場入りしたわけですが、結果的には大大大満足の率直な感想です。
流石の凝った演出でガツンと盛り上げ、最初は静かだった観客もヒートアップ。
試合の見せ方も上手く、各選手の状況が左右のサブモニタで確認もできました。
他、何がどうと言うのは会場での私がゲーマー特有のIQ2状態だったので、各メディアの整った記事をお読みいただく+大会配信アーカイブをご覧いただくのが◎。

このようなイベントこそ、関係者がこぞって足を運ぶべきイベントでしょう。
誰とも合いませんでしたが...(◞‸◟)

■四国のスマブラ界

同じく11月には、「四国4県でスマブラ強いやつ決めようぜ!」の"よんスマ!"イベントを始動。
情勢の変化により第一回はバタバタでの実施となってしまいましたが、あまり例のない地方規模の取り組みとして、面白いものになったのではないかと思います。
公式ホームページの制作とか、Twitterの管理とか、当日の配信やってました。

何やら海外のスマブラ界からも認知はされているらしく、おったまげです。
まぁアメリカで例えれば4州合同でやっとるような話ですから、何となそれはクレイジージャパン!となるのかもしれませぬ。詳細不明なので空想です。
次回第二期の計画も始動しておりましたが、コロナ事情もあり延期に。
負けるなeスポーツ。

第一期は高知のeスポーツホームビデオマンが綺麗に撮って仕上げてくれました。
世の中のためもそうだけど、こういう人にガッチリお金払えるように頑張らなあかんでeスポーツ界隈!!!!おれも頑張る💪!!!!

■蛮族の宴

そして冬は初のC4LAN参戦...ということで、高知のタイピング勢と共に3日間高知ゾーン作ってきました。でも僕は香川県民(当時)

C4LANというと日本でも有数のクレイジーゲーマーが集い、すれ違いざまHSするかされるかぐらいのヤバいイベント!という認識でしたが、会場はいたって平和。
会場の治安部隊の皆様、とにかくご苦労様でした...
とはいえ濃いメンツにイベント目白押しの、なかなか触れられないeスポーツを体感し、持ち帰れたのかと思います。

初参加で風紀を乱すヤバい席やってましたが、対戦ありがとうございました。
eスポーツ狂過激派の皆様、今後もよろしくお願いします🤝
みんな初見レベルでも楽しく遊べるMK11は神ゲーなので皆さん買いましょう。
ぜんら家はPC版ですが、買うまでのハードル高いので正直オススメしません。

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ネタはさておき、実際に様々なコミュニティが集い、ひたすら遊び楽しむ者から布教に勤しむ者、はたまたMODPC展示会などなど、何でもありの文化祭ですね。
ゲーマーならPC勢じゃなくとも一度は見て触れておくべきイベントでした。

うちの相方が唐突に、パチスロのBET・停止音を作り始めたのが個人的なMVP。

■そして2020年へ...

大晦日には高知へ召喚され、まさかのプリーズで年を越すことに。
誰に呼ばれたのかは知らんですが、高知ゲーマーが呼んでるとかそんな話が決め手で向かいました。ありがたい限りです。

プリーズでは恒例?らしい年越し営業を行っており、今回はキャパシティ的に入店規制が出るほどの寿司詰め状態。
写真よりももっと増えて、マジで動けない状況でした。
大晦日に集結して、ゲーマーみんなで年を越すなんてちょっとした感動ですよ。

LANパーティー会場かここ???などと思いつつもカオス空間を楽しんでました。
こういう会場では声張った奴が優勝なので、自分もめっちゃ声出てたと思います。
ウォッカ飲んでた上に、CS:GOの1v1で真剣だったんです...すみません...

■やったこと一覧

他にもやってきたことが沢山あるので、思い出せるだけ羅列しておきます。

・ベスト電器高知本店: フォートナイト親子体験教室 (現場スタッフ)
・ベスト電器高知本店: eスポーツコーナー改装 (プロデュース・ディレクション)
・高知トヨタフェスタ2019: eスポーツブース (現場スタッフ)
・テレビ高知: これスポ (ゲスト出演・制作支援)
・しまんと未来大学: eスポーツのミライ学 (現場スタッフ)
・ちより街テラス: キッズ&eスポーツフェスタ (現場スタッフ)
・プリーズ: リングフィットアドベンチャー交流会 (主催)

■おわりに

改めて振り返ってみると2019年通して激動の一年でしたが、後半はまた別格で忙しく、凄まじく早く過ぎ去っていった印象です。
地上波でゲーミングデバイスについて喋り倒すという、昔からの密かな野望を一つ達成できたのはヨシ!
もしも次回があれば、もっとディープな内容へ攻めたいとは思っています...

先の話にはなりますが、2020年は"ゲーム"についての認識がもっと良く、正しくなるように、心に響く活動をせねばならんと思います。
盛り上がってますよ!話題ですよ!感はそろそろ充分じゃないですかね。

それとは別に、しっかり稼ぐところは稼いで、後に続く人たちが出てこれるよう道筋を示さねばいけませんね。
まだまだ楽な話ではありませんが、次へ進むには新しい仲間も必要ですから。
今はまず、やってみる奴がえらいっ(*5)

皆様のご支援・ご協力によって、まずここまで進むことができました。
関係各所の様々な方に、ただただ感謝でございます。
今後も末長く、よろしくお願いいたします。



*1: 別名「高知勢を全員敵に回した男」
*2: 当時はネットに繋ぐのが、固定電話をかけ続けてるようなシステムだった。
*3: 古代中国の哲学者。
*4: Natus Vincere ウクライナのプロeスポーツチーム。
*5: ファミコン「たけしの挑戦状」のエンディング画面。

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