「舩井幸雄の言葉」 No.13

我が師・舩井幸雄は、ドキッとすることをズバリ書くのが上手でした。

最近、感動した舩井の言葉です。

93年に書かれた書物からの抜粋です。

目に見えない「信頼関係」を具体的に培う方法を示してみます。

第一段階：若い頃（３５歳くらいまで）は、信頼される「クセづけ」をすること。
①約束を守ること。
②学び好き、働き好き、素直であること。
③理論的であり、現実的であること。
④不平不満を言わず、プラス発想型であること。
⑤居所がはっきりしていること。

第二段階：中年（３５～５５歳）は、信頼される行動をすること。
①逃げないこと。
②どんなことにも前向きに誠心誠意やること。
③損得より、善なる行動をすること。
④自信を持つこと。
⑤他者の欠点の指摘や悪口を言わないこと。

第三段階：晩年（５５歳以降）は、信頼される「人間」になること。
①だれもが納得する「哲学」を持つこと。どんなものも大事にすること。
②他者の足を引っ張らないこと。特に他人に恨まれる言動をしないこと。
③「我」より「公」を大事にすること。「マクロの善」なる行動ができること。
④謙虚であり、出所進退がきれいであること。
⑤与え好きであること。

人として生きてきた目的を達成するためには、このように人間性を高め、魂＝人間の本質を磨くことが必要なようです。（「ツキを呼び込む自己改造法」より）

この舩井のメッセージには、生きていくうえで、または仕事をしていくうえでのエッセンスが濃縮されています。

ぼくも、年齢に応じた成長をしたいと痛感しました。

感謝