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「みる」No.130

日本語は豊かです。

とくに、人間の知覚に関する表現は、バラエティに富んでいると思われませんか?
たとえば、「みる」。
「みる」には、
見る、
観る、
診る、
看る、
視るというふうに、「みかた」によって、当てはめる漢字自体が違います。

診る、看る、視るは少々特殊なみかたであるとして、
私は、見ると観るに違いをつくることが大事だなって思います。

観るは、「少し大きな視点からみる」「大局的にみる」「心の目でみる」という感じでしょうか。いまは、近いところばかりを見ているように思います。

だから、「観る」を大事にしたいものです。
日々、仕事も含めて気ぜわしい時間を過ごしていると、
人はどうしても近いところしか見ないように思います。

「観る」を大事にすると、
心配したり、
不安に感じたり、
悩んだりすることから、
少しでも解放されて、前向きになれる気もします。

そして、自分のことも、よいところが見えて、
未来へのワクワク感も大きくなるように思います。

自分を見つめる時間って、とっても大事だと思います。

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