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プロ集団のHonmonoが、なぜ少数精鋭の大学生コミュニティを立ち上げようと思ったのか?

こんにちは。Honmonoの運営代表の三井所(ミイショ)です。

久しぶりの投稿です。
どうしても書きたいことがあったので、勢いで書いてます。
(こういう時じゃないと途中でやめちゃうタイプ)

というのも、Honmonoで学生コミュニティ「Honmono Challenge!」を立ち上げました。

上のリンクの募集記事では、どうしても「情報」に偏ってしまうので、学生集団を立ち上げた「本当の狙い」についてnoteで伝えていこうと思います。

「熱い挑戦をしたい、けどどうしたら、、」とモヤモヤしてる学生の皆さん。

ぜひ、私の想いを聞いていただき、それぞれの形で一歩を踏み出してくれると嬉しいです。

私が、この時期に学生集団をあえて作ろうと思った狙いは2つ。

「オモテ」と「ウラ」、それぞれの狙いがあります。

オモテ:予測不能な人的繋がりや成長の機会を学生の皆さんに生み出したい。

これが「オモテ」の想いです。

よく聞くセリフですよね。普通ですよね。
わかりますよ。わかりますが、でもこれからの時代に本当に大事なことなんです。

ちょっと話が飛躍しますが、

これからの時代、簡単に手に入るチカラは、社会でほぼ通用しなくなる。っと私は思ってます。

もしくは手に入れたチカラが社会的に通用したとしても、それはとても一時的か、他の人的繋がりやチャンスと「合わせ技一本」をしないと、持続的に食っていけません。

わかりづらいですね。抽象的な話になっちゃいました。

具体的にいうと例えば職業の話。

巷では大学生でも、映像クリエーターはちゃんと学べば儲かるとか、フリーランサーで一人で食っていく。みたいな話があちらこちらで聞こえてきますが、今から単一スキルだけを学んだところで勝ち馬になれません。

もちろんスキルは大事です。

しかし、社会に出ればスキルよりも大事なことが山ほどあります

例えば、映像制作一つとっても、成果を上げるにはSNSやWEB、ライティング、マーケティングへの理解や、対応しうるチームも必要です。また、ふとした出会いを逃さない感性や人間力も必要です。

この自身のチカラを活かすためのアンテナを「多様性アンテナ」と呼ぶことにします。

私の周りで、自分の看板で活躍しているプレイヤーは、この「多様性アンテナ」をしっかり張って行動しています。

この「多様性アンテナ」の重要性を学生の皆さんに理解してほしい。

理解した上で、Honmonoのプラットフォームを活用し、実際に行動に起こして多様性アンテナを育ててほしい。

そう思ったのです。

なぜか?

本来、学生の皆さんはこの多様性アンテナを持っています。かえって大人よりも多感な若い世代のほうが強く張ってるかもしれません。

しかし、コロナによってこの多様性アンテナは「不要不急」と社会に位置づけられ、ポッキリ折られてしまいました。

「今、必要そうなことのみ対応する。」
「よくわかんない人にも会わないし、よくわかんない機会にはチャレンジしない。」
「社会的にもそんな感じだし。ことを荒立てたくない」

この不要不急の思考や習慣は、今すぐのダメージを受けませんが、じわじわとボディーブローのように効いてきます

「言われたことだけをしておけばいい。」
「周りがそういってるから多分そうなんだろう。」
「今なんとかなってるから、これからもなんとかなるだろう」

アウトです。

環境の主体的選択ができる大人の私たちでさえ、そのように思ってしまう局面があります。
しかし学生は更に閉じ込められた環境下にいます。

混沌としたこれからの日本の未来を担う学生を、この状況に置いたままにしていいのか?

私はダメだと思います。

就活して企業に入ろうと、起業しようと、フリーランサーになろうと、多様性アンテナは絶対的に必要です。予測しえない人脈や機会、それらを自らの経験で捉え、思考する積み重ねが、これからの未来を創る若き世代に必要なのです。

Honmonoはまさに多種多様な人材と機会の集合体です。
しかもこの集合体は常に変化とアクションを続けています。

映像クリエーターやSNSコンサルタント、デザイナー、広告マーケターなどのPR領域でのスペシャリストや、起業家や投資家、弁護士などのビジネス領域のスペシャリスト、華道家や書道家、音楽家などアート領域でのスペシャリスト。

さまざまなジャンルで活躍しているプレイヤーの生の声を聞くこともできますし、実際に活動の現場を体験し、ノウハウやスキルを吸収することもできるかもしれません。

月に一回のミートアップや定期的に行われるイベントにも参加し、直接繋がることもできます。

そして、その中でチャレンジしたいプロジェクトが見つかった場合は一緒に取り組んだり、自らプロジェクトを生み出すことも可能です。

この共創環境を学生に開放することで、学生が頭と心と体を揺さぶる機会にしてほしいと思います。

【取り組みの一例】
学生の主体的なアクションによってさまざまなチャレンジができます。

ウラ:OODA(ウーダ)な学生集団を創りたい

「オモテ」、とてもピュアな想いですよね。

ここでnoteを終えたらとてもキレイな話で終わるのですが、物事には「オモテ」と「ウラ」が存在します。

「ウラ」は、「オモテ」を実行するにあたってのHonmono側の狙いです。

私たちは非営利団体です。だからと言って一方的な奉仕の精神のみでこの学生コミュニティを立ち上げたわけではありません。

「ウラ」の狙いとして、私は「OODA(ウーダ)な学生集団を創ること」を真剣に考えてます。

「おい、知らない横文字でカッコつけるな。ウーダってなんだよ?」

って感じですが、OODAを一言で言うと、「予測が困難な状況でも、自ら意思決定し、行動し、改善ができるチカラ」です。

OODAはPDCAに代わる新たな実行モデルとして最近少しずつ聞くようになってきました。

OODAループモデル
PDCAモデル
TeamHackersより画像を引用しています。
https://teamhackers.io/the-essence-of-pdca-and-ooda/
  • PDCAのように「計画」ありきの実行モデルと違い、OODAはその場その場で変化する「状況」を冷静に判断し、自らの意思を持って柔軟かつ迅速に行動・改善できることを指します。

実はこういったOODA人材が、最近は企業からめちゃくちゃ求められてます

私たちは事業の一つとして企業の採用を目的とした映像制作やSNSコンサルティングを請け負ってます。

その中で企業の人事・採用の方が、学生に求めるものとして口を揃えて言うのが「専門力よりも実現力」です。

表の想いでお伝えしたように、コロナやウクライナ戦争、少子高齢化、天災など予測不能で変化の早い時代では、単一スキルや単一事業だけでは長く通用しないことを企業自身も理解しています。

「いまの事業がうまくいっているから、このままやっておけばいい」

ではなく、多様性アンテナを駆使し、自社の強みを活かしながら新たな事業を仕掛ける必要があるのです。

「私はこんなチカラを持ってるから、この仕事だけがしたいんです!」

と言う学生よりも、その場その場の社会情勢や社内環境を鑑みながら、今必要なことを判断し、それが専門外であってもチームを結集し、取り組んでいく人材を企業は求めています。

Honmono Challenge!ではそういったOODAの適正を持つ学生を全国から選抜します

この学生集団が立ち上がれば、さまざまな事業をHonmonoとしても仕掛けることができます。

一つ目がリクルート事業です。

Honmonoで時間をかけて選抜した本物のOODA人材。

□ エントリーシートや面接、KPIではわからない、学生の本質的な力。
□ 状況を自ら判断する主体性、仲間と協働でき、改善を続けられる力。
□ Honmonoの環境で様々なプロフェショナルと繋がり、社会で通用するスキルやノウハウを経験。
□ 頭でっかちではなく、実際にプロジェクトを通じ、自らチャレンジを続けられるタフさ。

そんなOODA人材を揃えます。

企業の皆さん。
そんな人材、めちゃくちゃ欲しくないですか?(急に営業)


私は欲しいです。

もちろん学生にもメリットがあります。

一発勝負の面接やグループディスカッションで「カッコつけるあなた」はなく、「本当のあなた」で企業にPRすることが可能になります。

Honmonoがお付き合いのある信頼のおけるビジネスパートナーに学生を斡旋することもできると思ってます。

Honmonoがお付き合いしているビジネスパートナー

募集ページに記載の「学生に求める3つの適正要件」。
①主体性 ②協働性 ③実行性、はこの狙いから設定してます。

行動も思考も受け身の学生は入会できません。

本学生のコミュニティ運営を学生自身に任せることも、「今必要なことを考え、意思決定し、行動できる人材を求めているから」です。

もちろん、リクルート以外でもメリットがあります。

学生が起業したりフリーランサーになる場合、Challenge卒業生はHonmonoメンバーになれる権利も付与しようと考えています。

上記によってHonmonoのプラットフォームを活用し、メンバーと一緒にさらに深い仕事をしたり、報酬を得たり、新たなプロジェクトを立ち上げることもできます。

実際に自ら「稼ぐ」ことができるのは、1年目の起業家やフリーランサーとして大きな自信につながります

私としてもHonmono Challenge!で学生が成長し、Honmonoで活躍してくれることはとても嬉しいですし、信頼感を持って任せることができます。

この構想は中長期で進めていく必要がありますが、必ずや実になると信じています。

学生も大学も企業もあなたも。みんなで創っていきましょう。

長くなってしまいしたが、そんな想いでHonmono Challenge!を進んでいきます。

具体的にやることは学生の皆さんと一緒に決めていきます。道のりは大変かもしれません。

そこで、日本を元気にしたいと思っている、私たち大人も全員で力を合わせたいです。

この取り組みを面白がってくれる大学機関があれば学生にとってどのような関わり方がいいのか、一緒に模索し作っていきたい。

Honmono Challenge!の学生に興味を持ってくれる企業があれば、リクルートやそれ以外のことでも連携したい。

コミュニティを運用してるよ、って方がいれば競い合うんでなく、一緒に協力していい未来を作っていきたい。

日本のより良い未来のために、若者の未来のために活動に共感してくれる方、ぜひ援助してほしい(私たち貧乏協会です、、、。)

そしてHonmono Challenge!にエントリーしようか悩んでる学生の皆さん、ぜひアクションしてみてください。失うものはありません。

一緒に作っていきましょう!

Honomno Challenge!募集ページはこちらより


Honmono協会 代表理事 三井所 健太郎

福岡県出身。KDDIにて法人向けITコンサルティングを担当後、2019年一般社団法人Honmono協会を設立。
前職で培ったビジネス×クリエイティブのスキル、日本各地に眠るアート×カルチャーの力を組み合わせ、新たな働き方や伝統文化を生み出す為、ティール型プラットフォーム「Honmono」を立ち上げた。現在、法人・個人含め56団体が参画中。

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