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琵琶湖のほとりでフレミング。

我が故郷、滋賀県長浜市について想い出話を交えながら紹介させていただくシリーズです。今思いついたので初回です。続くかどうかは分かりませんがよろしくお願いします。

昔の写真が出て来ました。
 琵琶湖のほとりにある『南浜ぶどう園』を背に、姉が両手に一房ずつブドウを持ちながら奇妙なピースサインをしています。赤の原付にまたがりながら。
いちいち面白い姉なんです。
 アスファルトの地面にはブドウの粒がいくつか転がっています。たぶん房ごと落としたのでしょう。
 南浜ブドウは粒も房もデカくて、一房でもズッシリとくる重さなのです。あの重さのブドウを持ちながらのピースって結構難しいはず。
 片手にブドウ、片手でピースでいいんじゃないのか、と思うのですが姉の性格上そこは全開で喜びを表現したかったのだと思います。
結果的に何とも言えない、フレミングの法則の様な奇妙なピースサインになってしまったようです。
 それにも動じずニカッと笑える精神的なタフさが私は羨ましい。

姉は超異次元のおっちょこちょいで、それは町内でも有名でした。
 母親曰く「あんたは絶対アカン。絶対事故するから。」と、姉の原付取得には断固反対でした。父親は「ええがな別に。」でした。
 兄はNゲージに夢中でスルー。私もスルーと言いますか、何か言ったら後々面倒臭いのが分かっていたで黙ってました。
 最終的に姉の粘り勝ちです。父親が『条件付き』で許可しました。
 当時、原付はノーヘルOKだったのですが、ヘルメットを被る事を条件に免許取得を許されました。そりゃそうですよ。

ではここで母親が「絶対」という語句を使っていた根拠となる、姉の数々の輝かしい記録を紹介します。

・ボットン便所に落としたスリッパの数、家族の中でダントツ1位。
 
少なく見積もっても30超え。
 スリッパを履かない、という選択肢が一向に浮かんでこない姉が残念。

・階段から落ちた回数、ダントツ1位。
 姉「滑った方が早いからや。」
 私「頭から落ちる理由はなんや。」(その後ケンカに発展)

・弁当の取り間違い、しょっちゅう。
 姉「梅干ししか入ってへんかった💢」
 母「兄ちゃんの持ってったからや💢 兄ちゃんに謝っとき💢」

・縁日でゲットしたメダカの繁殖に毎年成功。これはマジで凄い才能だと思うのですが。。。
 姉「卵に触ったら、ああしてこうするからな」と私を脅す。しかしながら水替えの時に間違えて自ら卵を川に流すことしばしば。何回もやる所が笑える。

・コンタクトもしょっちゅう流す
 ド近眼の姉。当時のコンタクトは相当高かったはず。まだ使い捨ての時代ではなかったので、そりゃ母もキレますわ。

・電気アンカでスネを何回も低温ヤケド。
 姉「またや。痛い。」
 父「またか。」

と、初回の滋賀県ネタのつもりが、姉ネタ9割になってしまいました。
次回からはもう少しちゃんと書きます。 それでは良い一日を!

◇◇◇ 姉が変なピースサインをしていた南浜ぶどう園の詳細はこちらでご覧いただけます。 ⇒ 南浜ぶどう園へ行こう!


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